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恋する小鳥

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生涯を閉じました。

北極と義仲と次元が逝きました。北極と義仲は、とても長生きで体が強かったせいで、最期の最期まで、発作を何度も起こしながらも息絶えることがなかなかできず、数日苦しんでとても可哀そうでした。あのような状態の生き物に対して欧米なら安楽死を迷わず選ぶのでしょうが、私は安楽死を選んだことが一度もなく、今回も看取り、看鳥、を選び、これが正しいのか、これは間違っているのか、と何度も考えながら、それでも自然死を待ち...

ふわふわのソーダ

あと少しだな という死期を感じてから、長く介護ケアしていたソーダ。最後までよく頑張ってくれました。仲間の鳥にも彼女にも優しくて人間にも優しくて、我慢強くて、絶対に怒らない男の子でした。マメルリハは好き嫌いが激しく、なかなか鳥同士の相性を合わせるのが難しい鳥ですが、ソーダはマメルリハ男子にはすぐに良い友達になり、女の子には常に受け身になって待つことのできる、穏やかで少し気弱でほとんど啼くこともない、...

あがいた。

1月1日にてんとうむしが飛んできて驚いた。秋に成虫になったてんとうむしは冬眠、春に成虫になったてんとうむしは夏眠する。ごはんになるアブラムシがいないから。てんとうむしが1日に食べるアブラムシは20匹ほど。てんとうむしさんを益虫として手厚く保護してるつもりだけど、それくらいしか食べないんじゃ、アブラムシ軍の勢力には追いつかないなあと思う。それでも蜂が来て、てんとうむしが、蝶が、とんぼが来てくれたら本当...

みどちんまつりのエンディング

みどちんを、送りました。ずっと一進一退といったかんじで、調子の良い日もあれば、鬱々としている日もあって、食べてるふりで、食べてなかったり、もうヒーターから離れなかったり、ブランコやとんがり丸も乗れなくなって、ただ止まり木だけはかろうじて上るといった様子で、エッグフードしか食べなくなってくると、みんなもう長くない兆候なので危険で、でも薬の効果もなかったです。震えも止まらず、ごはんに突っ伏したまま気絶...

待ってる

猛暑で蕾からなかなか開くことなく枯れてしまうと連絡のあった蓮が、本領を発揮して次々と咲き始めたと、また連絡が入る。蓮の花言葉は「清らかな心」、「何事にも染まらない」、「神聖」などいくつかある。でも私が庭に植えているのは、すべて一緒に暮らしてきた鳥たちへの鎮魂なので、その中で一番しっくり来るのは「救ってください」。最近、お仏壇を作り付けであしらってくれというお仕事が入るようになった。今までの古い仏壇...

玉ちゃんのおかげ

玉ちゃんという白いセキセイさんを亡くしてもうずいぶんたった。玉ちゃんはすごいなあと思うのは、あれから、我が家の小鳥は、全員元気だということ。みんなほどよく健康で、死んでない。当たり前だ、言い方が雑だ、と言われるかもしれないけれど、こんなに悲しい死のない年はなかった。ヒップが年を取って、体毛がボサボサになってきて、もうあのうるうるとした美少年さは失われてしまったけど、それでも痙攣をぶりかえすこともな...

ペットロスかも知れない

天国にいる玉ちゃんのイメージ。こんなふうに、微笑んでいるような、そんな気がする。5月の玉ちゃん。ちょっと持ち直してきたところの写真。沢山あって、どれも綺麗で、キュートだった玉ちゃんも、大人になってたんだなあって。...

夏の日のひとしずく

長い間、お休みしてすみませんでした。7月の、とてもとてもむし暑くて雨が降っていた日。玉ちゃんが、逝きました。夏まで、夏までって、目標にしていたので、7月1日を迎えたその日はうれしくて、それなのに辛くて、それから、どんどん弱っていく玉ちゃんにずっとすがって奇跡を願ってました。何度も何度も持ち直してくれてきていたので、今度も大丈夫なんじゃないか、こうやってまだ何年か小康状態のまま、そばにいてくれるんじ...

今年も一年間ありがとうございました。

今年は、とても辛い年でした。いいことが何もなく、ただ毎日、迷ってばかりの日々でした。歩いて足が痛くなって、考えるのが嫌で目をつむって、隙があれば気配消して、どうやってもいまひとつ、まともに生きていられませんでした。一年間、ただただ、ついてないと思ったまま過ぎていきました。目標は、半分も達成できなかった。ようやく、そんな年が終わってくれようとしています。最後の夜に、こんな悲しいことばかり、考えていて...

玉ちゃんからのグッバイ

泣きつかれた後に、早朝になって、待ち合わせの時間つぶしに京都駅でぼうっとカフェで座ってたら、雑踏にまぎれて気配を消して、もういないもんみたいになっていたら、少しづつ回復しているような気がして、暖かいコーヒーに、じわじわとぬくもる腰のあたりに、いつのまにか秋になっていたことを実感。夏はずっとリュウにかかりきりだったので、後半は特に、空っぽで、何も覚えていないような状態でした。もういい年なので、あまり...