セブンシスターズローズ Rosa Multiflora Platyphylla
なぜかずっと憧れだったセブンシスターズローズという薔薇があり、なかなか手に入らなかったそのオールドローズを何年かかけて探して、やっと入手したのが一昨年の夏。まだまだ不慣れなオールドローズでしたが、思った以上に強健につるを伸ばし、今年はやっと誘引できるまでこぎついて、咲いてくれた。濃淡が多く、まるで七姉妹のように、それぞれ別の花が集まったようで賑やかな風景になる。それがとても憧れだったから、本当に感...
クレディ・ミュチュエル
ドミニク・マサドのクレディ・ミチュエルがよく咲く。フランスのギヨー社のバラは本当にこれでもかというくらい色彩も形も綺麗で、その美意識を長年注ぎ込んだ育種家ドミニク氏が独立して作った新しいブランド。だから本当に花は芸術点高しなんだけど、丈夫かどうか不安でした。でも本当によく咲くし、丈夫。ほんで綺麗。ビビる。 白筋の絞りが入ったローズマダーの色は和風の庭にもよく似合う。ドミニク氏のバラは毎年少しづつ集...
まだ開かないスピリット オブ フリーダム
もう7年目くらいになるイングリッシュローズの スピリット オブ フリーダム。去年隣にあったジェフ・ハミルトンが枯れてしまって、スペースがあいたのか、ますます元気に伸び伸びしてくれている。ただ、ころんころんのツボミちゃん、すごくボーリング?というのかな、開かないまま終わっていくのです。このくらいまでしか開かないまま、ピンクからライラック色に褪せていって終了します。 よそでも開ききることはあまりないそ...
緑から赤?「アレキサンドラ オブ ケント」
イングリッシュローズ アレキサンドラ オブ ケントやけに濃いピンクの花が咲きまして驚いておりますが、アレキサンドラ オブ ケント・・・あんまり心動かされないバラのひとつ。すごい人気で、これは丈夫でよく咲くよっていうので育ててますが、確かに丈夫。でも花が完璧な姿に咲く。綺麗な円になって。これがすこし飽きてしまう。不完全さが欲しい。抜こうかな、とか思っちゃうけど、毎年、よく咲くのです。そうね、その頑張...
片想いから両想いに「ポールトランソン」
最初は漠然とイングリッシュローズから始めたバラ栽培でしたが、徐々に、あれ?私おフランスのバラのほうが好きじゃない?とか気づき初めて、古いフランスの庭園とかドイツの写真集などを調べてみたら、やっぱり私がいちばんびびっとくるのはフランスのバラが多くて、そうは言っても10本はイングリッシュローズ持ってますし、今更抜けないし、フランスのバラはこそこそと増やしては小さな苗で育てていることが多いです。そのなか...
アレキサンドライトケント
イングリッシュローズのプリンセス・アレキサンドラ・オブ・ケントです。すごく男っぽいバラです。顔がね、男だよね。真ん中の丸い部分だけでいいのに、咲進むと、この周りに広がるたてがみみたいな花びらが、なんとも男っぽい華やかさ。庭のボーダーガーデンもどきの一番後ろのほうで咲いてもらってます。かっこいいですけどね、なんか好みではなかったかな・・。アレキサンドライトと言えば何を思い浮かべますか。エジプトの宝石...
恥の多い生涯を送ってきました
バラの季節になって、そして散っていきましたが、私はあまりにも忙しく、じっくり見れないままでした。私のバラはお世話のほとんとが冬の春支度にかかっているので、春はもう、あとは咲いてくれ って感じで、おまかせしていますので、そんなにすることはないのですが、でも咲いた姿を、観ることができないまま、来年また会いましょうね ってかんじは、一体どうなんだろう・・と思うのでした。家にいる母は、毎日綺麗で幸せだった...