恋する小鳥

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おもいで(15)

おはようございます。「おもいで」について、お話ごとにちいちゃなタイトルをつけてみました。お話の一番下にリンクもつけてみました。綺麗に24話で終われれば、なんかいいなあって思ってるんですけど。今日から、私の生い立ちについて少し触れています。冒頭から多分、不適切な表現が出てきます。いまそれを、この指が書きそうな気がするから。だけどそれは、そのとき感じたことであって、素直に表現してはいるけど、あまり真剣...

おもいで(14)

こんにちはー、みなさま。「おもいで」も 14話まできました。いつも我慢強く、小鳥記事をもしかして待っててくださってたらすみません・・・もうちょっと続きます・・。でも折り返してはいますので、あとはどーん どーん どーん。今日と明日はその嵐の前の静けさ部分です。ずっと、幸せではいられませんでしたが、私とメリハンとをつなぐ、もうひとりの友人のことを。では、つづきです。中学生だった3年間のなかで、一番幸せ...

おもいで(13)

想像をわかりやすくしたくて正直に書きますが、自分の生家は、社会の授業じゃ喩えになって出るほど、古い大きな屋敷でした。犬上家のそれとよく似ていて、暗くて、陰気で、おどろおどろしくて、本当に、朝も夜も、襖をあければお化けが出てきそうな、怖い怖い黒い家でした。その黒い家のイメージがそうなのか、私の記憶もとても怖いものばかりで、だから、普通に書いても時々、読む側によっては、ショッキングなことが出てくるかも...

おもいで(12)

最近、私は自分の中学時代の思い出が、こんなに長い思い出話になると思ってなかったような、いや、やっぱり、はじめからわかってたからこそ、この話をあまり今までひとに話したことがなかったんじゃないか とか、いろんなことを考えながら、「おもいで」を書いています。ちゃんとね、プロットっていうの?構成っていうか、組み立ててから書くほうが楽だったかもしれないんですけどね、全部、いきあたりばったりで書いてます、思い...

おもいで(11)

こんにちはー。今回はメリハンの初めての彼氏のおはなしです。だからちょっとゆるーい感じ。でも、なんだか忘れられないエピソードなので。ではつづきです。あれから、私たちは結局、誰にも捕まらなかった。もちろん、捕まりたくなかったのだけれど、私はあの全裸の少女たちが、路上で何人ものひとに裸を見られていたので、すぐに公衆衛生法違反かなにかで捕まって、そのまま、私たちもいずれ捕まるんだとドキドキしていた。もしか...

おもいで(10)

下記には差別ととられかねない表現があります。当時の記憶そのままに書いていますので、現代では受け入れられない単語が出てくる場合もあります。気になる方は、ここでお引取りくださいませ。本当は、最初は(9)につなげてアップしていたのですが、ここは別々にしたほうがいいなと思った文章なので、(10)としてわけさせていただきました。あんまりコメントがないので、多分、このお話にすごくうんざりされているのではと思ってい...

おもいで(9)

つづきです。差別用語にとられかねない単語が出てきます。気になる方は、読まないことをおすすめします。私たちが中学1年生のとき、メリハンはすでに卒業した兄の傘を着て校内を締めていた。そのなかに、たったひとり、メリハンでさえ、「狂犬」と呼んで一目置いている女子の先輩がいた。その先輩は、ほとんど学校に来なかったので、本物を見たのは数回しかないのだけれど、メリハンの家で鉢合わせして、初めて彼女を見たときは本...

「おもいで」番外編(1)

エジプトで、もがいていた頃、留学後も、ツアーガイドをしながらブラブラと滞在していた私に、馴染みの教授から何人かが短気留学で行くからビザと住むところの手配を助けてやってくれと連絡があった。当日、大きな広場で待ち合わせて、出会った若い集団は、初めて見るナイル川の雄大さに目を輝かせていたけど、そのなかにひとりだけ、堅い表情の男子学生がいた。なんだか私にすがるような、申し訳ないような顔をしていた彼を気にし...

おもいで(8)

名前を、この『おもいで』というのではなく、なにか他のもうちょっと気のきいたものにおきかえたいなあと思っていたのですが、全然浮かびません。まあ、一番書きたいラストのところを書くことができたら、きっと、浮かんでくるかな。それまでは、『おもいで』のままで。では、つづきです。「Ⅿが歌いたい。ピアノ弾いて」   ◇   ◇   ◇いつだったか彼女は、将来は歌手になりたいと言った。私はすぐに「ああなるほど、...

おもいで(7)

少し季節はさかのぼって、私がメリハンと仲を戻す前の、入学してからのクラブ活動の思い出が絡んできます。ごめんなさい、嫌な私が出てきます、ほんと、絶対嫌われると思う・・・。中学生になった私の目標は、府内にある音楽科の高校にすすむことだった。そのために2歳からピアノを弾いていた私は、どんなに貧乏になっていっても母はそれだけは工面してくれて、ピアノと作曲と水泳の習い事を続けていた。だから、部活動も、本当は...