
胡錦鳥には色々な色があるらしい。
私はまだまだ勉強不足で、知っていることといえば
顔の赤い「赤コキンチョウ」がもっともポピュラーで
顔の黒い「黒コキンチョウ」はあんまり人気がなくって
青色が入った「青コキンチョウ」はかなり重宝されて、
あと黄色いのやらなんやらといる。
オスに比べてメスは色が薄くて
だから鉄子はメスであってたみたいなんだけど
その判断も怪しいほどに禿げているので「絶対」ではない。
そんな私の乏しい知識を補うため色んな本を読んだけれども
古いものから新しいものまで
あんまりにも書いてあることが違いすぎる。
ネットでは特に繁殖のことばかりが取り上げられていて
自育でするとか仮母(“かぼ”と読むらしい)を使うとか
そんなところまでいっていない私にはまだ早すぎる知識である。
ただマメルリハのこともそうだけれど
マメだって殆どの飼育書で専門的に取り上げられることは少なく、
書いてあることと実際ではやっぱり違いも出てくる。
その中でセキセイやフィンチに使用した方法を組み合わせながら
やっぱり独自の考える飼育方法を生み出していくしかない。
幸運かどうかは別として、私はチロと先代、先々代のシュリ(共に雛)、
そして何もできなかった文鳥夫婦を随分昔に亡くした位で
今の鳥数を考えれば亡くしているのは少ないものなのかもしれない。
オスカルもリンダも危機を脱し、雛達はとりあえず順調である。
それでも昨年を思い浮かべれば365日のうち
何日分を鳥への試行錯誤に使ったことだろう。
小鳥のことで悩んで、小鳥のことでアイデアを出して、
小鳥の勉強のために本を読んだり何かを買ってみたり。
私には子供がいない分、適齢期をすぎた母性本能が
この子達へと注がれてしまっているのかも知れないけれど
この子達を育てることに生きがいを感じるようになっているのは事実。
扶養する相手がいない状態から
あっという間に子沢山になった気分だ。
その私が色々考えて、やっぱり偶然鉄子を見つけただけでなく
胡錦鳥とちゃんと向き合ってみようと思ったのはつい最近のこと。
そのためには、もう少し胡錦鳥を増やして
研究したいと思うようになった。
胡錦鳥は割りと値段が高くて、しかもあんまり流通していない。
寒さに弱い鳥なので冬は特にお店で見つけるのは難しいのだろうけど
ひょんな偶然から、ものすごく格安の黄色い胡錦鳥を見つけた。
「黄色だから安いの?」
と問うと
「色が少しパイド気味なのと嘴が荒れているから」
と言われた。
でも嘴が荒れているのはうちの鉄子もモスも同じ。
確かにちょっと割れているけど
元々胡錦鳥は食事方法かなんかで
嘴は荒れているもんなんじゃないだろうか。
でも羽は、確かに少し、乱れていた。
元々綺麗にくっきり色分けされる鳥だけに
その分かれ目のラインが乱れたり、背中に白が混じっていると
よく目立つ。
マメならパイドは高級鳥だけれど
胡錦鳥では受け入れられないらしい。
どうやら最近わかってきたのだけれど
私はグレーの羽に弱いらしい。
エリザベスもグレーだし、このイエローの胡錦を見つけたのも
顔がまるで車のシートのようなグレーで
その周りの淡い水色のふちどりが、まるで湖を上からみたようだと
一目惚れしたからである。
それでもオスだということで(メスが良かった)一旦は
諦めて帰った私。
鉄子を療養させるためにひとりぼっちにさせたモスに
次の相方を探してあげようとしていた時だけに
オスの黄色を迎えては鉄子のストレスになるだけかと考えた。
でもまた3週間ほどしてその場所で
変わらぬその子を見つけて迷う私になんと店員が
「オスのノーマルをつけますよ」
などという。
これが後の(?)マックである。
くれるならどうしてペアでくれないのかと良く観察したら
やっぱりマックも背中の抹茶色に少し白のまだらが見えた。
こういう鳥は基本的に
高級フィンチの胡錦鳥を求めるマニアには受け入れられないのだろう。
特にイエローのほうは、何度か搬送先から帰ってきたらしいし
兄弟はその際に死んだという。
当たり前じゃないか、こんな寒いのに
何度も何度も搬送させるなんて と私は憤る。
ペットビジネスでは当たり前のことなのに
やっぱり私は鳥に感情移入しすぎる。
それでも私の望む「胡錦鳥を自分で飼育研究する」ことと
店員の望む「もう一羽つけてでもこの鳥を店からなくしたい」という
譲歩による契約が締結し、
晴れてイエローのかわいい胡錦君は
我が家へやってくることになったのである。
随分遠回りしたせいか、イエローは大変大人しく、
せわしなく動き回るモスとマック(もう説明するまでもないが
マックの由来はジャンクフードのあのマック)とは対照的で
じっと止まり木でいい子ちゃんしていることが多い。
鉄子にも大変紳士的で、追い立てることもないので
少しだけ同居させてみたら
巣を独占しようとする鉄子の好きにさせてあげているといった状態。
一番相性がいいような気がする。
私はこの子の顔がすごく好きで
すごく不思議なブルーがなんともいえず好きで
この色の取り合わせを考えた神様はなんてファンキーなんだろうと思う。
そのマーヴェラスな黄色もなんともいえず
絶対お買い得だったと思うんだけども
なぜか名前が全然思いつかない。
フィンチの名前をつけるのはなんだか苦手である。
でもね、頑張って良いおうちにするから
どうかゆっくりしていってくださいね。





そんなことない、
みんなに愛される子になって欲しいから
みんなに名前をつけてもらおうね。
変わった黄色い顔の小鳥は
そう他にはいないと思うよ。
きっと良い名前が見つかって
我が家に来て良かったと思ってもらえるように。
参加しています。








【アントニオ&ムーチョ】
【カリブ&マルガリータ】
【ダリ】








【リュウ】 暴力と情熱のノーマル♂。命を燃やして愛したシュリ亡き後、呆然自失として生きるも、リンダと出会い子供に恵まれる。
【リンダ】
【ヒップHip】





【すみれ】 スパングルバイオレット♀。夫の元妻アンドレの存在に気づくも、健気にヒナを生んで家事をこなす。子供を連れ去るS子を激しく憎み、鬼に変身する。

【チェダー】



























【ショコラとボンボン】 

【ハビ】 シルバー♂六歳。臆病な性格で外に出すとフリーズする。ぬいぐるみみたいにもこもこで愛らしいのでアラビア語のハビービィ(愛しのbaby)からハビと名付けるも、時々凶暴になるのでスキを見せられない。
【ホア】 ヒマラヤン♂六歳。メスだといわれて嫁に来たが玉が出てきた。毛が長くホアンとしてるんでホア。食べることにしか興味がない。












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