恋する小鳥

Irreplaceable 

祝福のとき

鼓動を聞いてる?


オスカルを亡くしたのは、2月のはじめのことだった。
http://savannasahra.blog19.fc2.com/blog-category-15.html


ずっとオスカルと夫婦だったアンドレは、
それまで 何度も卵を産んでくれたけど、すべて無精卵だった。
オスカルは上嘴がないうえ、足も麻痺していたから、
何度チャレンジしても、うまくいかないのか、
子供だけは作れなかった。
http://savannasahra.blog19.fc2.com/blog-entry-738.html


アンドレは 元々うちにくる前には、
雪之丞との間に子供を産んで育てていたという
お母さん経験者だった。
だから母親としての能力がいっぱいあって、
いつだって、卵を産んで育てたがった。

なのに この2年間。

ずっとオスカルにつきあって、
そばにいてもらうだけの日々を私は強いた。
何度も卵を産んであたためて、

「どうして前は孵ったのに、今度は孵らないの?」

戸惑って、疲れて、巣箱がないのに床に巣を作って、
うつろに私を見上げるアンドレのほうが、
先にまいるんじゃないかと心配だった。
そんな姿を見るたび、

一度オスカルから離して、別のオスと一緒にさせて、
アンドレがまだ若いうちに産ませてあげようか。
あんなに産みたがっているんだから そうさせてあげようか。
でも、そうしたらオスカルは?
アンドレしか心を許せないオスカルはひとりになるの?

悩んで、でもオスカル贔屓のエゴで いつまでもそのままにしてしまって、
そんな風に葛藤しているうちに オスカルは逝ってしまった。

最後まで、アンドレに見守ってもらいながら。


私はオスカルを埋めた朝、ふたりの籠からアンドレを出して、籠を洗って、
そして、ちょうど青春真っ青のろう膜に変わっていた
元夫雪之丞が別の女に産ませた息子のアズーリを、
アンドレと一緒にした。

もっと早くからこうしてあげるべきだったという気持ちと、
自分が忘れられないでいるオスカルのことを、
アンドレにはとにかく早く忘れて欲しかった。
オスカルとの思い出にひたるんじゃなくて、
綺麗さっぱり忘れて、
新しい人生を歩んで欲しいと思った。



そして、昨日19日朝、

アンドレは、私が知ってる最も最短で、雛を孵した。

ここが世界だよ


アズーリと住んで一ヵ月半。
通常18日で孵る卵、予定通りなら今月のはじめには、
アンドレは新しい命を抱きしめていた。


そこにオスカルの魂が、帰ってきているとは思わない。
もしそうだとしたら、オスカルはきっと、何もかも忘れて、
また新しい命として、生まれてきてくれたのかもしれないけど。
そんなことは、ないだろうと思う。

でも、ひどく嬉しくて、
一生懸命ごはんを食べては運ぶアズーリパパと一緒に泣いてしまった。

おめでとう おめでとう、
アンドレ 
ようやくだね。

アンドレはずっと産みたかったんだ、
だからこんなに早くに。
そう思ったら、これでよかったんだと思えた。
オスカルの未亡人になったからって、出家でもさせるわけにはいかない。
いつまでも、あの子のために生きさせるわけにはいかない。

鳥の命は短い。

早く次の男を見つけて、
愛し、愛されたほうがいい。
アンドレにはその価値がある。

綺麗だし、しっかりものだし、控えめだし、優しいし。
なにより、アンドレは 本当に、オスカルによくしてくれたもの。

今までほんとにありがとう。

ねえ、オスカル聞こえる?

アンドレがまたママになったよ。
可愛い子供を2羽も抱いて忙しそうだよ。
オスカル、これでいいよね?
祝福してくれるよね?
お前がいなくなって、私は寂しくて、悲しくて、
でもここで、頑張ってるよ。
アンドレも私も、頑張って生きてるよ。
お前のために黄色と青の花を沢山植えたよ。
お前のことを、ここにいっぱい書いたよ。
まだ、ずっと愛しているよ。
アンドレのことも、その子供のことも、
とびきり愛しく思えるくらい、お前を愛しているよ。
だから、見守っていてね。
それともここに帰ってくる?
もう一度私のごはんを食べてくれる?



おはよう、ここが 世界だよ。









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Category: メイクラブ&ベイビー
Published on: Fri,  20 2009 22:14
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