恋する小鳥

Irreplaceable 

台風のつめあと

元気だったのに


台風が山をどれだけ震わせるかということを、
もっと想像すればよかったのに、
大丈夫だろうとタカをくくっていた、また失敗した。

胡錦鳥は餌をいっぱいそのうにつめてもらいながら、
暖められなくなったため、冷たくなっていた。
台風の音が怖かったんだろう。
朝見に行くと、親鳥が心配そうに壷巣をのぞいているので、
ピンときた。
ちゃんと育てていても、突然放棄することがあるとは知っていても、
今回は私のなかに自信があった、おごりがあった、
もっと早くに出せばよかった、
台風の前に、すこし幼くても出してふごに入れてしまえばよかった。
二羽とも失うことはなかった。

諦められずに亡骸を電熱ヒーターであたためてみた。
ますます硬くなるのを見て、ようやく実感してきた。
なんの小説だったか、リハビリを指導するインストラクターと
車椅子の少年の言葉が浮かんだ。

失敗したらどうするの?」

「もう一度やるのよ」

「できなかったらどうするの?」

「もう一度、やる」

「何度やっても駄目だったら?」

「やり方を変えて何度もやるの」

「それでも駄目だったら?」

「もう一度、やる」



さあ、泣いてばかりいないで、
腰をあげないと

関連記事
Category: ペットロス
Published on: Thu,  08 2009 12:31
  • Comment: 2
  • Trackback: 0

胡錦鳥 自育 失敗

2 Comments

S子  

てる様へ

はい、いつも的確なお言葉ありがとうございます。
てる様は私の文字の奥に秘めてみせたものを
みんな気づいてくださるので、
いつも驚き、そして感謝です。

2009/10/09 (Fri) 19:16 | REPLY |   

てる  

生き物を扱う特有の気持ち

割りきる必要はないですよ、繰り返さないために。でも相手は生きている物ですからいろんな不注意はつきものです。もうすでに受け止めいると思いますから、この事を書き留めて次に活かせるように。あまり責めるよりそれを活かせたら成仏しますよきっと。根つめすぎないでくださいね

2009/10/08 (Thu) 16:08 | REPLY |   

Post a comment