恋する小鳥

Irreplaceable 

オセロをまた、ひとつ

先日朝貢からお帰りになった小沢さんが、
昨日会見で記者に向かって
「30日ルールは誰が決めたか、それを調べてから質問してこい」
などと、わざと記者が答えにくいだろう質問の返し方で煙に巻き、
悦に入っている器の小ささに大笑いしてしまいました。
卑屈ですねえ、
「副主席が次期主席に一番近いからごますっとけ」
てなもんならまだしも、
「中国の要請にはどんなことでもイエスなの」
が日本外交の本筋になりそうだからまあ大変。
よもや民主国家の与党の幹事長が、
自分を人民解放軍の司令官に自分をなぞらえるというのだから、
もうすでに遅しである。
民主に大多数が投票した時点で、日本は属国に向けて
「せえの」と舵を切ってしまった。
小さな島国だからこそ、おかしいくらいに「日本は」「天皇は」などと
自決も辞さない誇りを持って矜持を保って独立し続けてきた。
最大の朝貢の貢物は、
この国の一大事に屋台でふらふら食って遊んでた若手議員ではなく、
アメリカとの不協和音なんでしょう。
今回拝謁を希望した副主席にしてみれば、
政治経歴のひとつとしてハクをつけたいといったねらいでしょうか。
中国の国民目線からしてみれば、虐殺者の息子に20分会う ということに
なにをそんなに目くじら立てて・・ といったものでしょう。
皇室という象徴をもつ特殊な国のことは、おおよそ分かり合えるのは難しい。
しかし首相の「喜びのなかでお迎えすべき」とはまた、
この国のなかの陛下を敬う国民にとっては、反感を覚えずにはいられないもので、
苦々しい気持ちが抑えられない今日この頃です。
まあ、私はこのところ、プライベートで
ほんとうに祖母に憎しみを覚えるようになって、
日曜に植えた球根を月曜に帰宅してみれば掘り返されている といった
悪質な祖母のやり方に不満が抑えられないのですが、
祖母にしてみれば、私が庭を触る人間になるというのは、許せないそうで、
ハーブもクローバーも彼女にとっては雑草にしか見えず、
それをはびこらせる私を早く追い出したいのです。
結婚もしない、孫も生んでくれない、愛する娘のために生きてくれない。
そんな孫は認めたくないのです。
そして最大の要因は、やはり母から離したいのです。
今大人になってようやくわかったのですが、
祖母は精神的に母を支配する虐待を続けているのです。
子供のころもそうでした。あまりの支配に辟易して、
やってきた見合いに飛びついて嫁いだ母ですが、
結局母を別の誰かが、つまり夫や姑が牛耳るのを我慢がならなかった祖母は、
どれだけの邪魔をしたことかしれません。
私が5・6歳のときには、母が突然赤ん坊を連れていなくなり、
残された私たち兄妹の面倒をみるために、
親戚やもうひとりの祖母が変わりばんこに世話をしてくれました。
何ヶ月かして、母は祖父母と一緒にふらりと帰ってきましたが、
どこにいたのかというと、
祖母が無体を働き続ける父から匿っていたことがわかりました。
祖母は当然
「どうだ、これですこしは懲りたか」
的な態度で乗り込んできたのですが、
父も親戚も、上の子ふたりは捨てられたと思っていたのが、
のこのこと偉そうに現れたことで逆上してしまい、
それ以来両家の仲は決裂してしまいました。
私の知る限り、母はとても忍耐強く、父よりもずっと働いて、
それはそれは身を犠牲にして私たちを育ててくれたとは思いますが、
一生を通じて、いまだ母は祖母の言うなりで、
結局毛嫌いする祖母たちのために、愛する父とも別れてしまいました。
いまだに、父に内密に会うんです、こそこそと、祖母に知られないように。
祖母の前では下を向いて、まるで知らないおばさんのようになります。
条件反射というのでしょうか。
私はそれがいつももどかしく、反発ばかりしていましたが、
結局、長年続いた支配というのは、時に経済的に身をゆだねる安堵感もあるのか、
なかなか取り去れないようです。
いまだに祖母は母のすべてを支配していたく、
60をこしている娘のために、85を過ぎてなお食事を作って持ってきたり、
あれこれ指図をし、家に乗り込んできては勝手に次々となにかをしていきます。
その痕跡に触れるたびに、ノイローゼのような母にあたられるたびに、
小さな守るべき老人であるはずの祖母に対して憎しみが深くなり、
夜中に球根を埋めなおしつつ、
早くこのオセロに勝たなければと強く思います。
ひとつひとつ、裏返して、こちらに陣地をとっていくしかありません。
まだまだ、相手の兵隊になったりして攻撃してくるこざかしいのもいますから、
私はあの家以上の家を買って母と縁を切るか、それとも母ごと移せるのか、
それともあの家を奪えるのか、さあ、どうなのか。
どちらにしても大金が必要で、ますます頭が痛くなります。
だけど、お互い生きているうちにオセロを全部返すつもりです。
小沢さんを見てると、祖母にそっくり(顔は亀にそっくりなんですが)で、
いつもムカムカします、人が聞けば
「血がつながっているのになんてことを」
といわれるかも知れませんが、
私にとってみれば、山へ鳥を放しなさい だの、
うさぎを捨ててきなさい などと平気で命令してくるようなひとは、
血縁でもなければ、ひとでもない としか、
もう思えないんです、帰ってくるべきではなかったのに、
帰ってきたのはなぜだったのか、
もう最近わからないんです。とにかく、憎いんです。
憎しみを書くのもどうかと思うんですが、今日はなんか、行く先がなくて。
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Category: 鳥以外のこと
Published on: Tue,  15 2009 15:53
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10 Comments

S子  

どんぐり子様へ

ああもう、おひさしぶりです、いつも有難うございます。
驚き → 悲しみ → 怒り わかって欲しい・・・
あてはまります、祖母には私が祖母をいたわる、言うことをきく、
言うとおりの道を歩く、常に尊重する ということを
これでもかこれでもかー とやらせたがりましたし、
表面だけでもやる弟は大好きで、
そしてひ孫が生まれた今は、もう私が目障りで仕方がないようです。
祖父を介護しなかったことも、させてくれなかったことも、
どこかで恨んでいることが伝わるのでしょう。
もうね、ほんとに最悪です、たしかにご近所からも相当嫌われ者の婆ですが、
身内の私にも、魑魅魍魎の悪いエキスだけでできあがった
かたまりにしか見えない。
最愛の母でも、最後は差し出すかもしれません。
そのまえに、ひとつひとつ陣地をうばって、
手も足も出ないような状態に追い込んでいくのが
ほんとうの策略家なんだろうなあ。
そのための若さは、手放せません。
だけど全部捨てて飛び立てる、あの開放感を求めて
いつかエジプトに帰ろう と思うのは、
やはりどこかでしんどいんでしょう。
言葉をたくさんありがとうございました。
いつも応援しています。

2009/12/22 (Tue) 17:36 | REPLY |   

S子  

もっちゃんママ様へ

そうなんですか!あのババアと同じような人間が
他にいるんだ・・・やっぱり特別なことではないのですね。
どこでもそうなっちゃう女性はいるってことですね。
ほんとに血のつながりってなんだろう って思います。
家族は大事・・・でしょうかね。
私は確かに父や兄弟といると、とっても楽しく話も気もあうのを感じるし、大切に思えるんですが、
もし祖母が母を完全に求めた日には、
母を捨ててしまう気がします。母ごと二度と祖母に会わずにすむなら、そうするような気がする。
そういう自分になっていることに、
驚いたりするんです、ほんとひどいなー と。

2009/12/22 (Tue) 17:28 | REPLY |   

S子  

ムーポポ様へ

おっしゃるとおりだと思います。
母も昔はなんとか独立してみえる人間になろうと努力していましたが、
結局のところ、祖母が怖くて従ってしまうのだといいます。
兄が大病して父と寄りを戻して看病したかったときも、
結局祖母を裏切ることができない と断念し、
その諦めてしまった日から、もう祖母には叶わない。
このままどちらかが死ぬまで変わることはできないと諦めています。
そこに私が組み込まれていくわけにはいかないんですよね。
もう気にしないでいようと何度も思うんですが、
ぴりぴりします、祖母の痕跡を見つけると。
初めて長生きして、祖母のいない地球を感じたいと思いました。

2009/12/22 (Tue) 17:22 | REPLY |   

S子  

sin様へ

そうなんです、異常ですよね。
むしろ30を越えてから、よほど憎しみが深くなりました。
今はもう、法事であっても一切顔も見ないし声もかけませんが、
向こうはずうっと「口ぐらい聞け」と、怒鳴っていますね。
どうせ悪口の応酬になるだけなんですが。
球根を掘り返していくのは、序の口で、
木はぶった切られるし、花は抜かれます。
ハーブは除草剤でパアでした。
よくわかりませんが、母子家庭が格好悪いので、
近所の目をひくようなことはするな、花を咲かせるな ということのようです。
あと、農業のプロじゃないのに球根植えるな とか
そんなことです。
畑つくって野菜植えて、母に食べさせなさい という主張もあるようですが
野菜は田舎なのでいくらでもまわりで売ってますしねえ・・・。

2009/12/22 (Tue) 17:16 | REPLY |   

S子  

haru様へ

コメントありがとうございます。
大切な言葉がいっぱいつまっている気がしました。
母は祖母のことを実の親ながら、
「あのひとは私のストーカー」
と断言していますが、
一日に何度も電話で母の様子を調べにかけてくるのは
ストーカー以上に、なにか恐怖を覚えます。
母のために家事をするために
あなたは大学進学をやめなさい と
どれだけ反対されたことか。
あのときからもう十年以上たっているのに、
まだまだ追い越せてないんです、というかますますひどく。
このまま多分死んでくれるのを待つ自分がいます。
そのときにきっと、本当の解放であってくれたら、
そう願わずにいられません。

2009/12/22 (Tue) 17:10 | REPLY |   

どんぐり子  

お久しぶりです!

何だか大変気になる内容でしたので。。。


突然こういうことを書くと苦しまれるかもしれませんが
色々見えてくるものがあります。

私は 少なくとも祖母は母を虐待しており
残念ながら 母はS子さんを虐待していると思います。

祖母は祖母自身の問題を
(日記の内容だと祖母一人で受け止めるには大きすぎた悲しみ)
一番解ってくれそうな母に解らせたがっています。

母はそうして造られた母自身の問題を
一番解ってくれそうなS子さんに解らせたがっています。



支配(相手をコントロールすること)=暴力=虐待

家族内の問題には だれも立ち入られないだろう・・・という
加害者側の意識から 家族内で起こりやすいです。

 表面化する形は様々ですが
 正直 私が見たり感じたりするかぎり
 大多数の家庭で“支配”は起こっています。
 健全に見える家庭においても。。。
 もちろん我が実家でも 夫の実家でも。

ただ 生まれつき加害者の要素を持っている者は
いないと思っています。

生きてきた間に起こった何らかの
驚き → 悲しみ → 怒り
が フォローされなかった場合
沈殿化した “解ってほしい!”という思いを満たすため
人は 目にしたことがある… 或いは体験したことがある…
などの表現の方法で 表面化させるのだと思っています。

目にしたことがある表現の方法が スポーツや制作など
建設的なものであれば 無害ですが
支配など破壊的なものであれば 有害です。。。



実行するにはエネルギーが要りますが 第三者を介入させ
(家族の誰かや 本人に近しい人では大変難しいそうです)
母の問題は母に返し 祖母の問題は祖母に返す…
これがS子さん・母・祖母の新しい形を創ると思います。

母の問題は 母と同様の思いをしたような輪
祖母の問題は 祖母と同様の思いをしたような輪
そんな労い合えるような輪が見つかればいいなと。

そして何よりS子さんが
祖母や母の思いを汲み取ってひいたレールではなく
S子さん自身の人生を描いてひいたレールを走って欲しいなぁと。


今の状態のS子さんに掛けるには
冷静すぎる言葉を書きすぎたかも知れません。
なので 無理して受け取らないでくださいね。



私もカウンセリングや心と身体のワークなど結構通いました。
苦しかったですが どこかしら“自分の絵を描きたい”という思いに
背中を押されて通えました。

家族などに持っていた憎しみは
それらが何故起こったのかを理解できた際
封じ込めていた悲しみの感情と共に身体から出ていきました。
その後は憎かった思いとか 思い出せないんです。
カウンセラーさん曰く そんなふうになるそうです。

まだまだ心に障碍も残っていますが
自分のそういうところを知っていると
説明できますし 必要なら自分で必要な分の助けを呼べます。(笑)


長々失礼!!!

2009/12/16 (Wed) 22:09 | REPLY |   

もっちゃんママ  

S子さんこんばんは^^
今回の記事読ませていただいてビックリしました・・・。
っていうのも私の身内にもS子さんの祖母と同じ人種がいるんです。
ホントそっくりでびっくりしました・・・。

あ~あのばばあと同じ人種がいるんだ・・・。
やっぱり世の中いろんな人がいるんですね・・・。
S子さんがいうオセロが返りますように・・・。
血のつながりって一体なんなんだろう・・・。

2009/12/16 (Wed) 20:28 | REPLY |   

ムーポポ  

貴女のお母さまは、そのお母さまである祖母に対して、
逃れられない見えない鎖があるように見えますか?
「条件反射」と書いてらっしゃるので。

わたしは、精神疾患を患い、いろんな精神障害を知りました。
「共依存」という関係をこれに見る気がします。
この依存の形は、どちらかがその状況を自覚し離脱しない限り、
第三者が、たとえ娘のあなたが介入しても、一生続きます。
お母様の一生を貴女が背負うのも重すぎると思います。
酷なことに、共依存は当事者同士の問題の域を超えません。
怖いことを書いてしましたが、親友の一人がそうでした。
でも彼女はある日自覚でき、そこから変わっていきました。

共依存と対極にあるのが、ごく健常な親子に見られる
必要とされ、依存する「相互依存」です。
S子さんが生き物に接してる関係がそうです。
そうして精神のバランスを、無意識に取っているのかもしれませんね。

2009/12/15 (Tue) 23:22 | REPLY |   

sin  

すみません、僕には良く判らない事ばかりの内容です。
孫が、その開花を楽しみに思い植えた、球根を掘り出す、老婆。
不思議な光景です。
祖母を憎む成人した孫娘。

…困った。

2009/12/15 (Tue) 20:37 | REPLY |   

haru  

人に支配されることの辛さをよくよく感じます。
支配した側の人間は、たとえそれが身内であろうが容赦なく精神的な苦痛を与えてきます。
支配される側の人間は、たとえそれが近い肉親であろうとも精神的な恐怖から逃れることが出来ないのです。
やがて、憎しみよりも諦めの気持ちが大きくなり、絶望や無力感に打ちひしがれてしまいます。
一度でもそうした苦痛を味わった人間は、やっと苦痛を与えた人間から逃れたと思っても両手を挙げては喜べないのです。
過去の苦痛がトラウマとなり、それに似た人間、似たシチュエーションに出遭うと途端に恐怖がよみがえります。
悲しいですね。大人になってもビクビクと怯えながら生きていかなければいけないなんて・・・。
憎しみも悲しみも、どこにも行く当てが無いのにぐるぐると螺旋を描きながら心に渦巻いています。
いつか、この想いから解き放たれる日は来るのでしょうか。

2009/12/15 (Tue) 17:39 | EDIT | REPLY |   

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