恋する小鳥

Irreplaceable 

おもいで(10)

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後悔



下記には差別ととられかねない表現があります。
当時の記憶そのままに書いていますので、
現代では受け入れられない単語が出てくる場合もあります。
気になる方は、ここでお引取りくださいませ。

本当は、最初は(9)につなげてアップしていたのですが、
ここは別々にしたほうがいいなと思った文章なので、
(10)としてわけさせていただきました。
あんまりコメントがないので、多分、
このお話にすごくうんざりされているのではと思っているのですが、
ちょうど折り返しくらい・・・かな・・・という気はしています。
途中からでわけわかんない場合は、カテゴリーの一番下の
「恋する思い出」というところをクリックしていただければ、
全文出てきます。

では つづきです。













「お前もチョンコーか?」



彼女たちの言う、チョンコーというのは、
「朝鮮人か?」ではなく、「朝鮮高校行きか?」という意味だった。
狂犬先輩は、全然学校に来ていないようだったけれど、
「あのひとは朝鮮高校へ行くことが決まってて、すでに敵が動いてる」
といつだったかメリハンが話してくれた。
どうして、それが敵を増やすことになるのか、
そんな「花のあすか組」のような世界がほんとうにあるのかと、
私は半信半疑だったのだけれど、
それよりも、「朝鮮高校」というものがあることを、
初めて私は知って驚いていた。
そして、このメリハンも、狂犬先輩が望むように、
その高校に入るんだろうなと、漠然と感じていた。
だけど、私はそのとき、
朝鮮高校が、朝鮮籍を持つ子供たちが入るための高校だとは知らなかった。
朝鮮国が出資する、高校のひとつだと思っていて、
どうも学校に行ってない先輩でも入れるぐらいなのだから、
相当不良が多い高校なのではないかと感じていた。
だから、このままメリハンといて、
自分もそうなったらどうしよう、一緒に入学しようと言われて、
毎日こうだったらどうしよう、
そんなふうに、誤解して悩んでいた。
私は無知で、わがままで、どこまでも傲慢なお嬢ちゃんだった。
メリハンを止められないのに、手をつなぐことも離すことも、
本当の意味でできていなかった。
自分の保身、自分の将来、自分自分自分、全部自分のこと。
そうして、
わけのわからない後悔でいっぱいで、
メリハンから
もう逃げたい気持ちでいっぱいになっていた。










  「おもいで」

      1話 「転校生」
      2話 「嘘」 
      3話 「彼女の世界」
      4話 「青田さん事件」
      5話 「名前の由来」
      6話 「腐ったみかん」
      7話 「いじめと逆襲」
      8話 「彼女の正体」
      9話 「全裸事件」
     10話 「後悔」
     11話 「田部くん」
     12話 「殺人事件」
     13話 「つかのま」
     14話 「三本の矢」
     15話 「誕生」
     16話 「斑点」
     17話 「寄生」
     18話 「モノクローム」
     19話 「舌」
     20話 「呼び出し」
     21話 「罰」
     22話 「喪失」
     23話 「犬」
     24話 「希望の石」

   番外編(1) 「おねがい」
   番外編(2) 「おわび」
     










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Category: 恋する思い出
Published on: Wed,  31 2010 16:23
  • Comment: 6
  • Trackback: 0

- 6 Comments

S子  

ろさん様へ

コメントありがとうございますー。

私は小鳥さんが中心なんですけど、
そのほかの記事目当てで来ていただくことのほうが、
なぜかうれしかったりします。
一生懸命どれも書いてるんですけどね。
自分でも、いまの「おもいで」も大野さんのことも、
いろんなこと、全部ひっくるめて好きなことを書いてて、
だからそれを好きといっていただけると、
すっごくうれしい、どうして人は共感を得ることで幸せを感じるんでしょうね。
だけど、今はその理由を探すより、
ただただ書いていたいです。
これからもぜひ遊びにきてくださいね。
いつもありがとうございます。

2010/04/02 (Fri) 17:17 | REPLY |   

S子  

いずみん様へ

コメントあっりがとうございますー。
ほんとですかー、ちょっと安心しました。
アクセスはあがってるのに、なーんか、そのたびに
「また鳥ネタじゃねぇよっ」
って、うんざりさせてるんじゃないかって、どきどきしてました。
はい、がんばって鳥さんものせようと思います・・・。
この時代のことは、とても苦しかったときなんですが、
彼女のおかげで、やっぱり笑っていました、楽しかった。
最後の子供時代だったんでしょうね。
そう思うと、もっと大事にしようって、
そう思えるようになってきて、
突然ここに書きたくなりました。
あと、もうちょっと?ですかね、はい、がんばります。

2010/04/02 (Fri) 17:12 | REPLY |   

S子  

ことり様へ

コメントありがとうございますー。
文才て・・・んなもんありませんて・・・。
でもほんとにうれしいです。ありがとうございます。
展開がね、ますますダークになりますが、
最後は疾走する青春の1ページになっているはず、はず・・・。
ですので、もうすこしおつきあいくださいませ。
コメントほんとにありがとうございました!

2010/04/02 (Fri) 17:06 | REPLY |   

ろさん  

はじめまして!

いつも楽しみに読んでます!「思い出」は次の展開が気になって仕事中も覗き込んでます(笑)
鳥さんだけでなく色んな話題が載っていて、こちらのブログは大好きです!!
これからも読み続けます☆

2010/03/31 (Wed) 22:42 | REPLY |   

いずみん  

私もうんざりなどしていません。
この物語の結末が早く知りたくて圧倒されながらもうずうずそわそわしています。
S子さんの文章力はすごい!
あなたの人となりの根幹を成す経験なのではないかと
とても興味深く読んでいます。

2010/03/31 (Wed) 18:54 | REPLY |   

ことり  

うんざりなんてしていませんよ。
S子さんのように、文才がなのでなんてコメントしていいかわかりませんが、私は、毎日ブログを覗いて、続きを待っています。
心の深いところに、触れる内容だと思います。

2010/03/31 (Wed) 18:13 | REPLY |   

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