恋する小鳥

Irreplaceable 

嘆きの淵、対岸の先

花のようだね

こんばんは。

今日は少し後半に悲しめのお話が多いかと思いますので、
そういうのはあんまり・・・って方は、写真だけ眺めてくださればと思います。

なんて仲良し

もうすぐお盆ですね。私は仕事用のPC復旧で燃え尽きる間もなく、
お盆休み前の追い込みにかけられております。
とはいえ、4日間だけ休みになるのですが、
その間も小鳥さんが事務所にいますので、
ちゃんと出て来るつもりですから、そんなに実感はないのですが、
他の方や取引先さんはみんなお休みになるので、連携とかもありますしね。

夏休みだというのに私にはなんの予定もありません。
連休でも小鳥さんを飼うようになってから、
ほとんど遠出することもなくなりました。
出張とか(えらそうに)たまーにある場合は別ですけどね。
旅行も基本国内で一泊二日が関の山ですが、
彼氏も家族も今はすこし不幸が多く、
それどころではないというのが、実情でした。

でも私はもう仕事と自分の趣味だけでいっぱいいっぱいの生活ですし、
ましてや雛や療養鳥がいる限り、二時間は必ず拘束されるという映画でさえ、
めっきり行きたいとは思わなくなってしまいました。
先日も毎年欠かさず行っている五条通りの陶器まつりだったんですが、
それさえK子にいくら言われても行けなかった、もうムリ、デパートもムリ。
雛を持っていけないところはちょっと「んー」になっちゃうわけです。
置いていっても気になって仕方がないですし・・・。
だからというわけではありませんが、
大阪の痛ましい二児遺棄のNEWSなどを見るたび、色々考えてしまいます。
当然私は母親になったことがないわけですから、
育てる苦しみも、産む喜びも、生まれてくる恐怖も、歓喜も、
何も何も知らないわけで、
彼女の気持ちを理解できない たとえば、よく聞かれる
「子供が子供を産むな」
などと、
批判するようなことさえ自分には言う資格がないように思えます。
ただ、私のように鳥たちが心配になったり、きっと犬や猫でも
置いていくのが可哀想 なんて言って、ホテルに預けても心配 なんて言って、
今このお盆をどうペットと乗り切るか、色々考えている人間というものがいて、
動物にさえ、こんなに慈しみ深い愛情を、
自分の意思とは関係なく発生させてしまうような人間のようなやさしい動物が、
どうして自分の子供をそうやって置いていってしまえるのか、
放置できたのか、 気にならなかったのか、
自分だけ海水浴に行って他の子供を見てどう思っていたのか、
とても気になって仕方がありません。
児童虐待だけは、死刑例を出したとしても止められる気がなぜかしません。
ならばその心理回路を、彼女のような驚くほど何かが欠けてしまった人間を
裁判や研究で、誰か解明してみせてほしいと思うのです。
そして自分には正直に言ってまったく関係のないそんなことに、
どうしてそうおこがましく希望を持つのか、そのあたりの自分に、
軽蔑としか言えない、浅はかさを嘲笑する自分も存在するのです。
「あんたには関係ないって」
私が私を、嗤ってみている。その、スパイラル。


そこがいいの?

そうそう、最近またマメルリハのことで、気づいたことがあります。

それは、マメルリハさんが、私は常々凶暴だの、大人の複数同居はムリだの、
気が合うペア以外は喧嘩するだの命に関わるだのとさんざん書いてきましたが、
今回初めて、外科病棟をオープンしてみたら
(つまり複数の怪我豆を一緒の籠にいれてみた)
傷つけあわずにウマく同居できているんです。
ここには長年連れ添ったパートナーに突然怪我を負わされたり、
親に怪我を負わされて羽が欠けた先日の黄色兄妹などが同居しています。
具合の悪い病気の兆しが見えるものは、そもそも一緒にすることはないのですが、
怪我しているだけなら気落ちのほうが大きく深刻なので、
メンタルケアなどをかねて、ちょっとひとりにするよりも、
にぎやかしのほうがいいと思うところがあって、
これはセキセイやフィンチには全く必要のない籠なのですが、
喧嘩っぱやいマメルリハには、怪我というか、出血しちゃう子が出る確率が高くて、
たまたま重なっているので、一緒にしてみたら、ハンデがある子達同士で
仲良くやってるのを見て、びっくりして観察しつづけている次第です。
マメルリハは夫婦になってもたまに喧嘩しますが、
どちらも気が強いためにノーゲームになることが多いです。
でもたまに、弱いほうが一方的にやられちゃって、
そういう子はやはり元からマメルリハにしては気が弱い子が多いような気がします。
だからでしょうか、一緒の籠にいれても、優劣つけようとすることなく大人しく
テリトリーをわけあって暮らしてくれている気がします。
勿論怪我と心の傷がなおれば、また立場は変ってしまいますので、
ある日豹変しないこともないですから、監視は必要ですが、
二羽以上でしかも成鳥が仲良く暮らしてくれていることや、
ひとつの籠にまとまってくれていると消毒など看護もしやすいということで、
大変私は助かったという気持ちが大きいです。
どんなかんじかというと・・・

向こうは向こうで・・・

こんな感じです。ルチノーのこの女の子は、足をひっぱられて、
左足が完全に腱がはずれてしまったように広がってしまっています。
そのため止まり木よりも、こうやって
嘴でぶらさがっていることを望むようになりました。
ほとんど日がなこのようにぶらさがって暮らしています。

元気だけどね

この子は先日我が家へ来たばかりの「よきちゃん」。
どこも悪くないのですが、若干嘴のうえを噛まれて赤くなってしまいました。
ほんとにただの内出血で、相手も
「グルーミングのつもりが噛んじゃった」くらいのものみたいなんですが、
気持ちがすこし落ちてしまったように沈んで見えたので、外科で様子を見ています。
そして、ルチノーの向こう側で黄昏れていたのが

背中に

ソーダ君。ブルーパステルの背中がとってもきれいです。
大好きなアゲハちゃんとゴールインしてもう長いです。
ラブラブだったはずなのに、ある日の朝、元気がなく逃げ惑うソーダを発見。
見ると、嘴の根本に亀裂がはいって出血していました。
背中も大きな出血あとがひとつ。どうやら犯人は妻のアゲハのようでした。
すぐに取り出して消毒。命に関わるような病状ではなかったのに、
大好きな女性に攻撃されたことでショックが大きかったのか、
以来ずっとこの調子です・・・。

哀愁が

この子も止まり木にいるのを嫌います。
どうにかしてこの環にはさまれて生活していたい様子。

元気だしてよ

元気だしてよ。男じゃないか。ちょっと嫁に脅されたくらいなんだよ。

遊んであげるから

・・・まあ、まだ嘴が痛いのは当然なんですけどね。
患部を撮ってみれば、

血が止まったね

こんなかんじです。だから嘴はあまり使いたくないようです。
暑いけどこの子のために、ソフトエッグフードをスタンバイ。
食べるのは大丈夫みたいですけどね。
やっぱりマメルリハは嘴という、一番の弱点をまず狙いますね。

我が家の怪我鳥がなぜ止まり木に止まらないのかが分かりませんが、
籠の端のほうが落ち着くというか、
なにか襲われたトラウマがあるのかもしれません。
一応このわっかのおもちゃは、外科病棟籠に3つ吊るしています。
一旦この環にはいると、なかなか肝のはいった陣取り方をするので、
私はゆらりゆらり揺らしてあげながら、声をかけて励まします。
人間の言葉なんかわからないだろうけど、
静かに寝させているだけだと、いつか消えてしまいそうな気がして。







どうしてだろう

土曜日までは巣のなかで元気な声をさせていた雛のいるジャンボの籠に、
月曜日出勤すると、両親そろって止まり木にとまってくつろいでいるのを発見。
餌をやっても雛に上げる様子がないため、
のぞいてみたら雛が瀕死の体で横たわっていた。
突然の放棄。放置。冷えた体に、痩せたそのう。水分の失われた皮膚。
ひとめで、ムリだと思った。助けられないとわかった。

最後にすこしだけあたたかさを


それでも、二日ねばった。
からっぽのおなかを、少しだけでも満たしてあげたかった。
飲み込める力がなくて、誤飲して死なせるかもしれないと思いながら、
それでもやっぱりごはんをあげて、温度を渡した。
奇跡なんかこれっぽっちも待ってない。
希望なんかこれっぽっちも持ってない。
とくとくと流れ込むあたたかさを、小さくえぐえぐと器官を動かして飲んでくれた。
ただそれだけでよかった。
ただそれだけで、よかった。

何があったかはわからない死がある。
必ず健康に育てれば、健康に育つものではない。
こだわってもっともっと努力すればわかるかも知れないのに、
目を閉じる卑怯な私もいる。
見ていられなくて問題をすり替えようとする私もいる。
手を出さず巣の中で少しでも親の近くで、
そのまま死なせてあげればよかったというひともいる。
孵らなかった有精卵だと思えと、慰めてくれるひとがいる。
冷たいものを飲み込むのは私の番。
この子のかわりはいない。この子の生きた時間は永遠にありつづける。
だけど私は次を見る。次、次、言葉だけは、視線だけは。
批判もされた。中傷もされる。悪徳だと書かれる。時に「好きです」と応援ももらう。
この間までは大雨が続いて、今猛暑で苦しんで、また秋がきて冬が来る。
私は、こなすだけ。今目の前にあることを、かたしていくだけ。
できるのではなく、やる、それだけ。同じことを何度も何度も。

安らかに


悲報が届いた。
私が送った優羽くん。
ずっと前から約束していたのに、体調を気にして送るのをぎりぎりまで留めて、
随分待たせてしまった後悔を今もひきずる。
3羽を無事に届けることができたときの、安堵ったらなかった。
いくら検診をクリアしてくれていたからといって、
突然の体調不良が生まれつきの疾患だったとしたら、
生まれもとである私のところに問題があったことは否めないだろう。
電話して、ごめんなさいと言って、
そして言葉をつむごうとしたら、急に何も出てこなくなった。
つい自分が「次」を見て、「今」を乗り越える癖が出て、
違う豆の話をして、なにを話してるんだと猛烈にパニックになった。
私は、電話で慰めるとか、そういうことが全然できない。
何を言ってあげればよかったのか、何を言わなければいけなかったのか、
考えずにただ受話器握って、突発的に電話をかけてしまって立ち止まって。

もっともっと慎重に、ならなければいけなかった。
もっともっと閉じ込めて様子を見て、ゆっくりゆっくり外へ出すべきだった。
ごめんなさい。


写真を見ながら、頭のなかをまわした。
きっとあの途方もなく優しい方は、彼の元気だった頃の思い出を抱いて、
冥福を祈っておられるに違いない。
ならば私は、また魔女みたいに小さく呪文をかけるよ。
それは、私だけがやるべきことだからね。

もういっかい、かえっておいで。
私のところがどんなに嫌でも、もういっかいだけ、お願い、帰ってきて。
もういっかいだよ、優羽くん。
次は絶対。どうかお願い。
神様 私に、どうかもう一度やりなおすチャンスをください。
どうかもう一度。命は一度きりと何百遍習っていても、
悪あがきで醜くもがく私に、どうかもう一度、もう一度やらせて。
ゆうちゃん、ゆうちゃん。










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Category: 病気&怪我
Published on: Thu,  12 2010 03:20
  • Comment: 3
  • Trackback: 0

3 Comments

pioniko  

多くの命に触れていると、
理不尽な別れや悲しい事件とは縁が切れない。
だからこそ出会った命を大事にして、
別れの瞬間まで慈しんで過ごすのです。

我が子に手をかけてしまう親については、
長年小鳥たちと過ごし、大事にすることを知っているつもりの私でも、
少し別物の感じがします。

人間の子供の手のかかり方は、
小鳥たちのそれをはるかに超えますから。
私も20年前に一人この世に産み落としましたが、
当時はなんてつらい作業だろうと思って、
わけもわからず泣く我が子の口にガーゼを突っ込みそうになったりしましたっけ。
周囲の無関心が母親の判断力を狂わせてしまうのかもしれないです。

本当は子供なんてすぐに成長しちゃうの。
後になってみたら、
もっと可愛がればよかった、
あんなに可愛かったのにって懐かしいのに、
当時はそれが見えなかったなぁ。

子育てをやめてしまったインコさんも、
疲れてしまったのかもしれないですね。

生きるってことは
きれいごとだけじゃ絶対にムリだし、
むしろ理不尽なことの方が多くて、
だからこそ、
人は愛とか命に対して、
前向きに生きようと努力するのでしょう。

死ぬと可哀想だから生き物はいらないって
言う人もいるけど、
死ぬと悲しい気持ちを教えてくれるから
生きているものと一緒にいることを私はやめられないな。

2010/08/12 (Thu) 10:13 | REPLY |   

きりつま  

優羽のこと記事にして下さってありがとうございます。
短い命の優羽でしたが、彼の存在を沢山の人に知ってもらえたことは何より幸せです。
でももっと長く一緒に暮らしたかったです。
とても小さくてふわふわの優羽はとても愛らしく小柄なクセに腕白坊主でした。

今朝、ベランダの大きなプランターに埋葬しました。
沢山のアワ穂のベッドにアワ穂のお布団を掛けて、私達を繋いでくれたソバの実を沢山入れて、ヒマワリの種と青菜を入れました。
カジカジが大好きだったのでかじりーずも入れてあげました。

そして「また帰っておいでね」と声を掛けたので、きっとS家に帰ってきてくれると信じています。
いつかグリーンの仔が生まれた時はお迎えさせて下さいね。

今はみんなが過ごしているリビングの前できっと見守ってくれていると思います。

お電話ありがとうございました。
一人なのでお話できたことにとても救われました。
新しい仔のお話も大変ありがたかったです。
私も留まらず優羽の飛ぶ早さには負けると思いまうが、前進したいと思います。
電話の最中、優羽も隣りにいたのできっと懐かしい声に京都まで飛んで行ったと思います。

本当にありがとうございました。
そしてこれからも宜しくお願いします。

2010/08/12 (Thu) 09:55 | EDIT | REPLY |   

たっちゃん  

おはようございます、
ブログ村からおじゃましました。
お盆の季節、のんびりゆっくり過ごしたいですね、ポチ。

2010/08/12 (Thu) 08:45 | REPLY |   

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