恋する小鳥

Irreplaceable 

お盆記念△怖い思い出(後編)

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
Category: スポンサー広告
Published on: --,  -- -- --:--
  • Comment: closed
  • Trackback: closed
いつもの怖い体験ではなくって、お盆限定をテーマに
思い出し思い出し書いています。いや、ほら、
霊に襲われたとかそのものなやつはのせてないので大丈夫です・・。

    
   △   △   △



大学に入ってすぐの夏休みのことでした。当時、私はバイトでいそがしーくしながら、
コンクールなどを控えて、楽団の練習にも週イチで参加していました。
その練習後に生駒ドライブインにドライブに行って、
霊をふたり連れてかえってきてしまって、霊感の全くない母までが
そのひとを目撃してしまったという話は、昔書いたと思うんですが、
その楽団にですね、最近、友達が獣のようになってしまったって
突然言い出した人がいたんです。

そして、休憩時間にそんな話をしたあと、
そのひとと一緒に楽器を吹いていたら、
あれは呼吸のスポーツみたいなものなので、吸い込んだのかもしれませんが、
私の具合が悪くなりまして、練習後のミーティング中に、
突然ぱたっと寝てしまいました。
もちろん気絶かと疑って、びっくりされた先輩方が家に運んでくれたのですが、
抱きかかえて運んでくださったそのときに、
私の体が異常に獣臭い臭いがしたそうです。
そして、私にとても懐いているはずの犬がものすごく吼えて怯えていたとか。
先輩たちは私の家がそのペットの犬のせいで臭いのだろうと、
母の手前言うわけにも行かず、鼻を押さえて帰ったそうです。

そして目の覚めた私はその日から異常なほどの食べるようになり、
食べたくなくておなかがいっぱいでボロボロ泣きながら、
「どうしよ、どうしよ、止められない・・」って、
手が勝手に動くのを止められなくて恐怖で凍ってました。
口の端からボロボロこぼれてくのに、どんどん詰め込んでしまう。
まるで操られているロボットのように、
勝手に手が動いて食べ物を手づかみで口にいれてしまう。
なんだったんでしょうねー。怖いでしょー。ぞっとするでしょー。
だから太ったんじゃないですよー。
あの時はリバースしっぱなしでしたから逆にやつれましたもん。
突発性過食症・・・?

でも、その症状はまさにその先輩がおしゃべりしていた
友人の症状にそっくりでした。
んで、私に獣がうつったとか、その獣は飢え死にした狐だ とか、
いつもの御祓いのひとに言われたんですねー、もう想像ついてましたけど。

「あんたがそう言うの、わかってたから、
 もう理由なんかどうでもいいから早く止めてー!」

って。
どこかの安っぽいパロデイ漫画みたいにわめきながら食べてたと思います。
子供の頃にも同じような体験をしていたので、わかってたんですね。
それも多分、獣の霊 の話を聞いて、脳が誤作動を起こしたんだろうと、
自分はなんとなく納得できるわけです。
でもそれを観ていたまわりはそうじゃなかった。
先輩たちは食べながら泣く私が相当怖かったんでしょう。
私が獣の霊にのりうつられたというその話は楽団の中でどんどんおひれがついて、
誰々がそのあと同じように一日中食べるようになったとか、
あるひとは気絶しながらも食べてたとか、
私が六波羅蜜寺のお札だらけの家でなんとか正常に戻れたときには、
お見舞いにきた誰かが犠牲になって、
どんどん霊がうつっていることになってしまっていました。
あれも、お盆だったような気が・・・。


そして、その頃からよく海外へ行くようになるわけなんですが、
ひとりでのんびり旅行するのが大好きな私ですが、
大人になってからは、母ともよく海外へ行くことがありました。
その一番最初だったと思うんですが、
グアム旅行に当選して出かけたらですね、
オプションツアー大好きの母が現地で色々申し込んだなかに、
あの、横井さんの洞窟へ行くバスツアーがありました。
私は母のしたいようにさせていたのですが、だんだんバスが近づくに連れてですね、
なんだか気分が悪くなってきて、汗がたれて体がじわりじわり嫌な予感を察知する。
ああ、これはまずいだろうと感じはじめてきたんですよ。
で、母に「多分まずいことになるかもしれないよ」って言ったんですが、
他のお客さんに聞こえるから黙っとけって、しっ ってやられたんです。
で、まずいなー、ほんとまずいなーって思いながら、降り立ったらですね、
今はもう日本軍の跡地というよりも
横井バブルの観光地みたいになっている洞穴の後ろに、
いろーんなものが、もう、いーっぱいのひとが私だけに見えたんです。
もう、CG?ってくらいのひと。現地のひと、日本のひと、いーっぱい。
みーんなこっち観てるんです、全員と目があう。みんな私たちを睨んでる。
私はもう、ガイドさんに促されようがなんだろうが、うわの空でして、
そこに立ち尽くしてました。真っ青な顔して。
母は自分は見えないし、そういう私にも慣れているので、
まったく放置して、ふんふん観光していましたが、
それでも、ひとりじゃなくて良かったって、
この能天気な母と一緒でよかったって、
あれほど思ったことはないかもしれません。

その後も、残像を消せない私の内面に全く似つかわしくない
滝とか流れてる超トロピカルなカフェに一行は立ち寄って、
バカみたいに果物がもりこまれた特大ジュースを飲まないといけないわけです。
なんかシュールでしょう?
真っ青のブルーハワイもどきなジュースを前にして、
さっきの非現実的な、そこだけ戦時下の地獄を映したかのようなあれが、
脳の誤作動が見せた幻覚か、それとも本当に霊を見たのか、
それすら考えることすら許されないほどの青空の下で、
チューチュー飲むしかないわけです。
「これ飲んで忘れればいいのよ」
歌うように言って母はプレゼントされた旅行を満喫していましたが、
私は同じ悪夢をまた、数年後、今度はベトナムで見ることになります。

それは、当時ベトナムへ買い付けに行く仕事をしていた私が、
普段まったく観光したことがなかったので、母と休みがあい、連れていったときに、
また現地のツアーに勝手に申し込まれて連れて行かれたときのことでした。

ある屋敷を改装した小さな美術館を訪れていたときのこと、
私はかつてはゲストルームだった部屋をひとつひとつ訪問して、
中の展示物を見るという鑑賞スタイルに、ほとほと飽きていて、
母にもう、ここを出て庭で座っていたいと言いました。
すると、じゃあ、奥の部屋だけ見て出ようということになり、
その部屋の前へ来た瞬間、地面がぐるりとまわったような、
自分が一回転したような、そんなめまいに襲われました。
これはまずいと思って。あの、お盆に座敷の襖の前で
どうしても開けられなかった子供のときの感覚と、それは同じで、

「あ、やばいかも」

すぐに、わかりました。それで母をふりかえり

「ここは、ダメだと思う」

言葉にしたときにはもう、母はパカーンとその部屋のドアを開けていて、
(殴ってやろうかと思った)
はっと、中を見た瞬間、飾ってあったのはすべて、
ベトナム戦争で命を落した兵士の頭蓋骨と携帯品でした。
その小さな現代美術館に、
そのような展示部屋があることは、ガイドブックにものっておらず、
ドアの前に英語で書かれていたこともなかったので、
突然現れた戦争の世界に、死者の遺品に身がすくみ、
ほんとうにもう、ショックをうけていました。
切り上げようとしたまさにそのとき、最後にその部屋をあててしまうという、
私と母のアンラッキーさには開いた口が今でもふさがらないくらい。
母はすぐに、変なものを見る体質を持つ自分の娘を察して、
さっとドアを閉めようとしたのですが、
私はそのときに、完全にもう見てしまっていたんですねえ。
口ではあらわせない、ここに書けないほどの、怖い横たわるなにかを。
それはもう、どうしたって言えないようなものでした。

怖くて、死んだほうがましになりそうなその部屋から、
一体どうやってホテルに戻ったのか、あまり覚えていません。
ただ、その後も覚悟を決めて、観光した場所は、
必然的に、かつて激戦地だった などというところばっかりでしたが、
遭遇した怖い体験は、あの部屋だけでした。
なんだったんでしょうねえ、一体。でもよくよく考えてみると、
あの旅行もやっぱりお盆休みを利用して出かけてたと思うんです。
だから、母とその話を今もして、
「あれは怖かった」「いやはたで見てるこっちのほうが怖かった」
などと言い合っています。
日本のお盆は今でも怖いです。
ああ、墓参り、なんにも出逢いませんように。
でも、外国での体験も怖かったです。
だから結局のところ、自分の脳の老後が怖いです、
クスリとかやってないのに、幻覚て・・・。

ちなみに二日前に観た怖いものをひとつ。

一年ほど前に、リボンをいっぱいつけて、服を着せた
ちっちゃなマルチーズをベビーカーにのせて、
話しかけていた30代の女性と電車で隣り合わせになりました。
どう見ても人間用の高価そうなベビーカーなんですが、
そこに犬がハアハア舌を出しながら座っていて、
真っ白のレースのお布団をきせられ、ふわふわの下妻物語のような
ヒラヒラの日傘をさしていました・・・地下鉄の終電で・・。
私も大概動物に話しかけるほうですが、
やっぱりはたで見ててぞっとしてしまいましたー。
犬がね、電車のなかでキャンキャン鳴くんですよ、うるさいほどに。
でもその女性はにこーっと笑って、

「おネンネできまちぇんかぁ?」

・・・あまーい声でささやいてました・・こわかった・・・。

もしかしたら正気でない方だったのではと思われるかもしれませんが、
いやあれは正気のうちだったと思います。犬の手入れは完璧でしたもの。
でも私はその昔、かの伝説の恐怖漫画家であらせらる日野日出志先生の
「胎児異変 わたしの赤ちゃん」という漫画を読んだことがありまして、
その中身は、大トカゲのようなグロテスクな爬虫類の化け物を乳母車に乗せて、
赤ちゃん扱いしているお母さんの漫画なんですが、
それを彷彿とさせてしまい、とっても怖くて
可愛いマルチーズを見ることもできず寝たふりしていました。
その車両に乗っていた全員がそんな感じで目をふせていたと思います。
彼女が降りていったあとに一気に流れた、
ため息と脱力感がそれを物語っていました。

と、思ったら、


先日、また地下鉄のホームで、もっと怖いものを見てしまいました。
今度は病院の備品に置いてあるような、簡易の車椅子を押している、
四十代くらいの女性がいました。
私はその方の後ろに何気なく並んで、この空の車椅子には、
どなたが乗っていらっしゃるんだろうと、きょろきょろしていたら、
ふっと誰もいないと思っていたはずの座席に、
色とりどりのなにかが乗っているのを発見。
「もしかして、また犬?」っと、思わず覗き込んだ私に見えたのは、
座席に置かれた、赤ん坊の人形が二体でした・・。

その人形はものすごいリアルに出来た医療実習用の人形であることを、
救急処置を習ったときに使ったことがあった私はすぐに気づきました。
そして座席には百円ショップで売っているような、
カラフルな造花のオーナメントが、貼り付けてあり、
やはり人形には服が着せられ、
タオルケットのような布団までかけてありました。
あの犬のときと似てるけど、やっぱりこっちのほうが怖い・・・!

私の沿線の地下鉄では車椅子の方には駅員さんが電車との間に橋をつくるので、
当然駅員さんは隣でスタンバイされていましたが、
その方も、車椅子には人間ではなく
赤ん坊の人形が乗っていることを気づいているでしょうに、
直立不動で無表情に電車を待っていたのが、とっても怖かったです。
そして、この方は本当に、ご病気なのかもしれないな・・・と思っていたら、
なんと、まさかの夫登場・・・。
電車が到着すると、後ろから私を追い越した普通の中年男性が、さも親しげに、
「さあ、行こうか」
てな具合で、彼女をうながし、一緒に乗り込んで隣に座ったんです。
もちろん二人の前には、古い赤ん坊の人形が二体乗った車椅子が
道いっぱいに幅とっています。
二人はいたって普通におしゃべりをはじめ、
私と他の乗客の混乱はますます深まります。
どう見ても普通の方です、旦那様も普通。
私はもう、ダメだダメだと思いつつ、人形から目が離せなくて・・・。
もちろん何か事情があるのかもしれませんし、
彼女には人形が赤ん坊に見えているのかもしれません
(だとしたら車椅子にはのせないか・・・)

でも、怖いなあって思ったんです。
一番怖いのは人間。妄想も怖いですが、やっぱり現実のほうが怖い。
私も油断していると、ひとつ踏み外せば、どうなってしまうことか。
などと、怖い話でまとめてみましたー。うん、怖くない、怖くない。
多分、そんなに怖くない。むしろ、その方には夫がいて、
私は結婚相手がいないという、この現状が一番怖いような気が・・・。



以上です。「真夏の夜の夢」って聞いても、
ロマンチックなものなんかちっとも浮かんでこない、
妄想と幻覚のはざまで生きる、
S子のちょっと怖かったおもいで話の巻ーでした。
どうぞ、少しでも皆様のお盆が怖いものでありますように(こらぁ!)
カミサマ!ホトケサマ! ( ̄人 ̄)





※誤字脱字があれば、あとで直しにきます・・・。


ブログランキングに参加しています。1日1回はポチしてね"
バサッ~~~\(‐ ̄ )))(((  ̄‐)/~~~バサッ  (-人-)(-人-)(-人-)
   ↓ ↓ ↓          ↓ ↓ ↓ 
 にほんブログ村 鳥ブログへ どちらかおひとつだけでも・・・
★コメントや質問はコメント欄や
カテゴリー欄「メールBOX」で受け付けまっす
リンク切れや画像が見えないなどありましたら教えて下さい
どこでもどうぞ!








ランキングに参加しています。

★★★今日も最後まで読んでくださってありがとうございます♪ 励みになりますのでよろしかったらクリックお願いします!★★★

にほんブログ村 鳥ブログへ
にほんブログ村
ちなみに噂だと、その人形昔は一体だけだったんだって・・・
関連記事
Category: 鳥以外のこと
Published on: Fri,  13 2010 05:55
  • Comment: 4
  • Trackback: 0

- 4 Comments

pioniko  

ぅぅ・・ベトナムで私、熱出して死ぬ思いで帰国したことが。

あれもそうだったのかしらんって一瞬思った。

てか。

暗示にかかりやすいのかしらん。
今朝から私、自分の体が、
湿った鳥の羽のにおいするような気がしてて、今シャンプーしたところ。
でもやっぱりにおいがするの。
いやぁぁ、どうしよぉ・・・。

2010/08/14 (Sat) 14:55 | REPLY |   

ろぷ  

うー、、、、ぞくぞくしながらも記事楽しませていただきました^-^;

小鳥たちもお盆に帰ってきますでしょうかね~?

2010/08/13 (Fri) 17:17 | EDIT | REPLY |   

からころ  

うひゃー

この間はマメちゃんの問い合わせご返信いただきありがとうございました!


初コメ失礼します~

怖いのにドキドキしながら一気に読んでしまいましたー(>_<)

私の祖父母の家がS子さんのお家と本当に同じような感じで、大きな仏壇と壁には白黒のご先祖様のお写真がズラリ…

なぜかあの部屋は畳や部屋の温度がひやりとしてたっけ(´Д`)
トイレは毎回恐怖の試練なので、滞在中は極力水分をとらないようにしてました(笑)

今ではお盆=休みで楽しみになりましたが(アキクサさんを1日眺めるという生産性のない日々ですw)


今年のS子様のお盆は素敵な日々になりますように(*^_^*)

はぶ あ ないす おぼん♪

2010/08/13 (Fri) 15:13 | EDIT | REPLY |   

からころ  

うひゃー

この間はマメちゃんの問い合わせご返信いただきありがとうございました!


初コメ失礼します~

怖いのにドキドキしながら一気に読んでしまいましたー(>_<)

私の祖父母の家がS子さんのお家と本当に同じような感じで、大きな仏壇と壁には白黒のご先祖様のお写真がズラリ…

なぜかあの部屋は畳や部屋の温度がひやりとしてたっけ(´Д`)
トイレは毎回恐怖の試練なので、滞在中は極力水分をとらないようにしてました(笑)

今ではお盆=休みで楽しみになりましたが(アキクサさんを1日眺めるという生産性のない日々ですw)


今年のS子様のお盆は素敵な日々になりますように(*^_^*)

はぶ あ ないす おぼん♪

2010/08/13 (Fri) 15:11 | EDIT | REPLY |   

Post a comment

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。