恋する小鳥

Irreplaceable 

悲しい朝

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ごめん


頑張って頑張って、育ってくれたのに、
その体を維持することが


できませんでした。


ずっと具合の悪かったおにいちゃんを守って守って、
でもどうにも駄目で病院にも行ってお薬換えて、
ちょっと夜だけふたりを離して隔離して
兄だけを保温器に入れたその次の朝、
妹をたった一晩、ひとりにしてしまったその次の朝。

まさか、妹が先に逝ってしまっていたなんて。

今でも、信じられない。
あんなに彼女は元気だったのに。
ふたりを離してはどちらもきっと生きてはいけないと、
わかっていたはずなのに。
どうして、最期のときに、私はふたりを引き裂いてしまったんだろう。


よくがんばってくれましたね



なにを見ていたのかなあ。


今まで何やってたんだろう。



すごくあたたかいはずなのに


おにいちゃんは、小康状態のまま。
妹を埋める前に、しばらく体を寄せていて、それは好きにさせた。
そういうのは、互いになにか菌がうつりあったりして、
きっともう、よくないのはわかっていたんだけど。

尾羽がなくて、バランスがとれなくて、いつも下にいるおにいちゃん。
豆瑠璃羽は、全体的に羽が短いから、
お兄ちゃんのような怪我も、妹のような怪我も、
後遺症が残ればその分、バランスのとれなさが他の長い尾を持つ鳥よりも、
体力を消費するのかなとようやく思う。
片足がなくても、羽衣セキセイのアシュリーは
今日も陽気にブランコをこいでいるけど、
この子たちには、
ブランコに乗ろう という意欲さえ湧いてこないようだった。
ぐらぐらと、大きな止まり木でも安定することができなくて、
いつも一生懸命つかまっていた。
いろんなことを試してはいたけど、サプリメントもお薬も、
結局ふたりの体を疲弊させただけだったのかもしれないね。
ごめん。



ごめん、また救えない。

ひとりぼっちにしてごめん。
突然おにいちゃんと離されて、
本当に悲しかったんだよね。寂しかったんだよね。
ごめん。

私、ひどいことをした。




連休の間、そばにいて、かかりきりで、
だけどこうやって、どうやらひとつひとつ、
二度にわけて悲しみがやってくるのを受け止めることになる。
今回は後悔の度が違う。
私もう、脳が衰えてんのかな。何でこんな判断しちゃったんだろう。
どうしてもっとふたりを一緒にさせておかなかったんだろう。
ちらとよぎった、その瞬間は覚えてる、
でも「今日は離さないと」なんでそっちを選んだんだろう。
悔やんでも悔やみきれいないよ。
時間が戻るならなんだって差し出すのに。


あんなに


かわいくてかわいくて、生意気でおしゃんで、
噛み噛みしていつも消毒の手からすりぬけて逃げようとする。
傷は痛々しくて、ずるむけで、欠損して、
何度かさぶたがはっても、使い始めたくちばしでついはがしちゃて、
血が出て、消毒嫌いで逃げて、その繰り返し。
ようやく全部かさぶたが消えたときも泣いたっけ。
いっぱい治療に耐えてがんばってくれたのに、
せっかく助かった命だったのに、
ごめんね、最期の最期で、とっておきの悲しみを与えてしまって。
大切な黄色いふたつのかたまり。
どちらが欠けても、この愛しさはかけらほども消えてはくれない。
私はなにをしていたんだろうね。
こんな悲しい思いをするために、みんなを育てていたわけじゃないと、
そう思ってやってきたんだけど。


一緒に暮らしてくれる生き物のほとんどは、
人間の寿命より短いものたちであることは当然なわけだから、
この手のひらではぐくんでいるときの温かさや幸福や感動や、
それらが全部差し引きゼロになる、
最後には愛した分だけ悲しむことになる。
それが動物と暮らすということの代償なのかな。
情を移しすぎるなと言われることは、本当にまっとうな愛の言葉で、
だけど愛なんか勝手に生まれてくるし、
愛しい気持ちは、勝手に湧いてくるし、
運命ってやつは、そんな彼らに出会わせてくれちゃうし、


ねえ、


なにを書いても、
私は今日も悲しいよ。
おにいちゃんとふたり、悲しくて悲しくて泣きっぱなし。

君ともっと一緒に生きたかった、
この世界を共有したかった、
人生の一部を共有したかった、
一緒にいたかった、
そばにいてほしかった、
奇跡を見続けていたかった。

もっと噛んでほしかったよ。
噛んで噛んで、傷がついて、
一生消えなかったら、私も君と同じになれた?
命なんか、みんな同じ。
なんで、その子を持ってくの。





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Category: ペットロス
Published on: Tue,  12 2010 21:57
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- 5 Comments

そら  

なんと言ったらいいか。。。

S子さん、あの日のコトすごく覚えてます。6月21日。
もともと、さちをお迎えにあがろうとしていた日。少し消化のスピードが、気になるとのコトで、24日に変更して。。。

S子さんの深夜の記事を見て、あの日は、一日中とても大変そうで、そのなかでも、モンくんサクラちゃんところの雛ちゃんがすごく心配で、【あーホンマに今日にせんで良かった。】と思ってから、ずーと、ふたりの兄妹のこと、私も見守り続けていました。
辛い治療にも耐えて、やっと落ち着いてきたと、思っていたところでした。
幸せになって欲しい。これからを楽しんで1日でも永くと。早すぎます。ほんとに、なんで妹ちゃんなんでしょう。。。涙がとまりません。
でも、がんばりましたよね。はじめの頃を思うと本当に。安らかに眠って欲しいです。
S子さんは、あんまり自分をせめないで下さい。ほんとに難しいと、思います。一番いいと思う方を選択しても、いい方に、向かってくれるとはかぎらないから。

お兄ちゃん、がんばって元気になって欲しいと、心より祈っております。

2010/10/13 (Wed) 12:22 | REPLY |   

片羽インコ  

イエロー妹ちゃん残念です
ネットの向こうから見守っていたんですが、

お兄ちゃん頑張って欲しいです
きっと、妹ちゃんはお兄ちゃんに何かを残して逝ったと思いますから
S子さん、イエロー妹ちゃんこんなにお兄ちゃんと一緒にいられたのはS子さんが手当して色々としてくれたからだと思いますよ

2010/10/13 (Wed) 11:20 | REPLY |   

熊本インコ好き  

お気持ちお察しします…

あまりに悲しいことですね…
私も前にヒナのセキセイを病気で亡くしてしまいました…。それから1年ずっとペットロスです。カゴに新しい命をまた迎えたいものです。。。

2010/10/13 (Wed) 02:12 | EDIT | REPLY |   

pioniko  

お兄ちゃんを守ることでいっぱいいっぱいで
自身は疲れていたのかもしれない。
一人になったらふと気が抜けて、
そのまま魂も抜けてしまったのかもしれない。

どんな想像をしても
それが正解かどうかわからない。
でもね、
ふとひとりでゆっくりくつろいだら
そのまま自由な世界に行ってしまったのかもしれないよ。

だから悲劇的にばかり考えないで。
きっと今はもう苦しくなんてないんだから。

2010/10/12 (Tue) 23:35 | REPLY |   

nabi  

・・・読んでいて、心が裂かれるような思いでした。
おにいちゃんが妹の分まで1日でも長く生きてくれることを祈るばかりです。
S子さん、元気出して・・・。

2010/10/12 (Tue) 23:08 | EDIT | REPLY |   

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