恋する小鳥

Irreplaceable 

天使の羽の芽生えるところ

とげとげ・・・




今年の春は飼い込みすぎていた羽衣セキセイたちが
ちょうど大人になって雛をよく孵してくれたので、
じっくり羽衣セキセイの雛の生態につきあっていました。
私はあまり普通のセキセイさんを雛から育てたことがないので、
他のセキセイで比較するとしたらジャンボセキセイになってしまうのですが、
ジャンボさんはまた性格もサイズも全然違うので、
あまり参考になっていないのでしょう。
だから羽衣セキセイが私にとっての「基本セキセイ」になっている気がしますが、
羽衣がついているだけのセキセイのようで、
やはりセキセイと羽衣セキセイは、
少し違うのだ と、毎日毎日実感します。


一番の違いは、


うねっております


この羽の生えてくるところから始まります。
普通のセキセイにはない、この羽の流れの乱れ。
もうすでに、つむじが出て、うねっています。
ああ、この子は梵天があるのね・・・ と、
いつも思う最初の瞬間です。


めばえ・・



そして、冒頭の写真にも出ていた、この


ちっちゃい


肩の “つのつの” です。
普通のセキセイさんはこのように、
ここから羽鞘が立ったりしません。
この “つのつの” の芽生えが見える時点で既に鳥バカの私は、
ああ、この子も巻くのね・・・ と感動してきます。


きょうりゅう・・・



・・・ちょっと恐竜みたいなんですけど・・・



降臨・・・



・・・なんか呼んでる・・・?


とげとげだ


上から見ると、 “つのつの” 部分がちょうど
のちに天使の羽だのなんだのと私が騒ぐところに
あるのがわかりますでしょうか。


うわむき



人工的に作り出された羽衣セキセイなのに、

「古代にこんなのいたんじゃね?」

って思わせるようないでたち、ああ不思議。
誰かに似てんのよねー、ステゴザウルスだっけなー?


なんでー!



あ、わかった、亀だ。



大丈夫なときもあればー


ちなみにこの雛は、今、ちょっと斜頚です。
羽衣の雛のなかには斜頚が出ます、それが最初は怖くて、
びっくりした大騒ぎしていましたね、私。
いまではあせらずじっくり普通に育てています。
まれに出るんですけど、体調に変化なし、寿命にもいまのところ
影響していない、と思います。
ウサギを飼っている私としては、当初、斜頚というのは大変
体調の悪さを連想させるものでした。
ですが、羽衣さんは雛の間斜頚の子が何羽かに一羽生まれてきます。
どうも、うねり を起こさせる成長ホルモンか遺伝子か神経伝達か、
なにかそういう さっきの “つのつの” の元となるものに
体までねじられてしまう といったことのようです。
雛から切り替えが終わる頃には ほぼなくなっていて、
挿し餌中でも、昨日傾いてた子が、
今日になって傾いてなかったことに あとで気づいたってことが何度も。
突然なおってしまうので、よくわからないのです。
ただ、体調に変化もないです。
でもこの羽衣という種類、うねりのことなどは大抵のお医者さんには
嫌われるというか、見えないものに対しての判断はしようがないようで、
私が最初
「かたむいてるんですー」
と連れて行った獣医さんでは、
特に菌がもでなかったことで、もう遺伝的なもんだから

「これは死にます」

とか言われて禿げびっくりしました。
いや、今でもぴんぴんしています、元気です、大丈夫。
もう今死ぬか明日死ぬかと過保護にしていたら、
一向になにひとつドラマが起こらないので、
そのうち忘れてしまって、
はっと気づいたときには、どの子かわかんないくらいに
まっすぐ止まり木にとまってました。
あれから、何度か生まれてきましたが、
すべて 巣立つ頃にはまっすぐに。
つまりは羽が生えそろい、筋肉が発達するまでのことのようです。
時々そりゃあ


こうまがる!みたいな


こんなかんじにマックスに傾いてるのを見ると心は痛みますが、


ちょっとだけ


こうやって見ると、やはりただ頚が寝ているのではなく、
全体的に斜めにねじれているような気がします。
ねじれる子は、やはり羽衣がきっついめです。
今まであまり巻かない子のなかに斜頚は出なかったです。
(あくまで当禽舎比です)
私はもう、とても都合よい考えで申し訳ないのですけど、
これは「受難」であって、だからこそこの子はより
大事にされて、見つめられて、かまわれて、
それで 大きなものを得られる子なんだ ってそう、
そう考えてそのように動いています。
つまり、その状態はすでに、この子に私は動かされているわけで、
この子にはその力があって、この子にはその運命があって、
だから私はこの子を他の子と一緒に育てながらも、
より協力な運命のうねりに巻き込まれて、
うねる分こぼれやすい餌をふきとって、
クッションを多めに敷いて、そうやってやることが増えるたび、
この子と運命をともにしている気がして、
キライではないです。嫌ではない。

受難をこえて、まっすぐに戻る姿は
神秘的で神々しい。 こういうのを嫌うひとはいるだろうし、
理解して欲しいなんてことは1ミリもない。
けど、
紙ひこうきと同じで、
少しでも曲がっていれば鳥はまっすぐに飛べなくて、
斜頚が強いと、ブーメランのように返ってきてしまい、
「???」ってなってて、非常に危ない、それをひやひやしながら
見守っているうちに、だんだんまっすぐに飛べるようになったり、
それならば と調節して、うまく飛んでいく小鳥たちは、
やっぱり強い。 適応能力がすごい。
そして、徐々にバランスをとって飛ぶ練習が効果あるのか、
いつの日か、
きれいにまっすぐに凛と立っている日が必ずやってくる。
それはそれでいいんじゃないかって。
そういう強さは本来のセキセイ由来のものだろうし、
喜ぶだけで、いいんじゃないかって。
安心して育てていていいんじゃないかって。
そんなふうに思ったりしています。
ちょっと、動じなさすぎなのかもしれませんけど・・・。



すまし顔め


しかしこの羽衣白1号は太っている・・。


がけのぼり


崖から落ちたらあがるの大変だね。
でもこうやって見ると、真っ白の翼って本当に美しい。


なります


最初の亀ちゃんのひとつ上のお兄ちゃんです。
ここは3兄弟 みんな同じクリームにバイオレットでした。
むらまさ君とルチノーのルビーちゃんの子供達です。
あ、へちまになんで乗ってるかというとあれです、
雛は足が不安定だと怖がって動き回るので撮りづらいため、
へちまにのせてます。これだと一瞬でぴたっと落ち着くんです。
へちまはどこでもひっかかれますからね、一番よいです。
なんだか沢口靖子のリッツのCMが浮かんできます。










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cotte cotteへとぶ




私は鳥の会みたいなのに入らないのであくまで私見です!
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Category: 羽衣セキセイ考
Published on: Mon,  13 2011 23:04
  • Comment: 2
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2 Comments

典  

S子さんの言ってる事、わかります~

うちの子も、お迎えした2日め位からマックス傾いて、片目で天井を仰ぎながらいつまでもぐるぐる回っていました。

初めて見た時はビックリして、治まってくれるよう祈りながら両手でそっと包んで、ほお擦りしていました。

羽衣好きのお友達に、ぐるぐるは羽衣さんによく居るけど、その内に治るよって言われました。

ぐるぐるを一週間ほどして、まともに前にも飛べずにいましたが、今はそんな事があったのが嘘のように元気で、よくお喋りもしてとっても利口な子になりました(^O^)

2011/06/14 (Tue) 19:13 | REPLY |   

きゅあ  

美味しそうだけど食べないでね(笑)

あの崖は何なんですか?
やっぱ火サス用の小道具ですか?

2011/06/14 (Tue) 10:15 | REPLY |   

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