恋する小鳥

Irreplaceable 

哀悼と反省と。

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寒いところの犬ということ





じっぺい君が死んでしまったニュースと、
なでしこが負けちゃったニュースと、
ロムニーがむかついちゃうニュースと、
オリンピックが竹島とセットで
政治利用されて汚されたようなショックと、
アレッポがとうとう破壊されてしまうことに、
涙が出るような激戦のゆくえと、
長崎の大きな大きな折鶴のその上の、
青い青い空に、爪を噛んで自分を恥じて耐えて恥じて。



私はそうそう「犬担当!」ではないので、
ましてや都会のタレント犬事務所の内容など
わかっているわけもないので、迂闊なことは言えないので、
ただ、かわいそうだなと思って。それはもう、とても。
ここは、南国の島国、
暑くて暑くて、頭が痛くなる過酷さを持つ。

ちょっとわからないのだけれど、
私はたまたま鳥が好きで、
毎朝五時にはズグロたちの雄叫びが始まるため、
オリンピックの途中にはもうやかましい朝が始まって、
その騒音は耐えられないほどのものだけれども、
それでも彼らは啼いてこそと思うのと、
自分もそれでリズムができているためか、
はたまた面倒なためか、
起床コントロールするためのカバーはかけていない。
カーテンもかけていない。
太陽が昇れば彼らは起きて、沈めば勝手に眠りだす。
鳥を飼わなくなったらカーテンは取り付けようと思う。
そんな今。

啼かなかったり、しゃべってくれなかったりしたら、
心配でたまらなくなってしまう。
犬のブッダが吼えてくれなくなったら、
我が家は静まり返ってK子さんはきっと寝てばかりになる。
啼けない犬を連れて、
歌を歌ってまわるというのはどんな皮肉なのか。
犬が歌うことを知らないのだろうか。
どうやってあの犬の健康状態を確認しているのか。
そんなことを思って、
切なくひそかに
愛していた犬が逝ってしまった。
兄弟だからといって、じっぺいはじっぺいで、
どちらでも両方、「白くて大きな犬」は、
いつもの朝、変わらず愛らしかった。
人は間違いを犯すもので、
小さなミスが命取りになることは時に避けられないことで、
でも、今回のことは、それはないだろうとやっぱり悔しいし、
今更そんなことってあるの?と、不思議でしょうがないし。
間違いを犯さないように気をつければつけるほど、
些細なことが気になって、知りたくて、
だからどんな声もできるだけ、
漏らしたくないと耳をそばだてるものだけれど。

じっぺい君は啼けなくて、
それがどうしてそうなったのか、
外国ではピットブルの耳を切って
クールに見せようとする飼い主が次々と逮捕されて、
それでも繰り返される闘犬摘発が社会問題化しているけど、
犬の声帯をとることがあるなんて、
恐れながら、じっぺい君で初めて知った。
この世にはそれまで、啼けば電流を流す
首輪というものがあったような記憶はあるけど。
生前の彼を思い返そうとして、
声でないことを知る。
「動物のお医者さん」読んだことがあったら、
大型の北の犬の熱中症のことなんか、
うっかり、なんかできないくらい、
いっぱいいっぱい描いてあるのに。

悲しいなあ。

りぶちんが、痛風の治療を続けています。
私も、ちゃんと気を引き締めて、
みんなのことを見ていかなければ。
たまに車に雛や小鳥を連れて乗るときは、
本当に気を使う。ちょっとでも置いておきたくなくて、
コンビニでも、誰かが残って窓をあけるか、
さもなければ連れて降りる。
京都は暑いし。放置なんか絶対に無理だし。
それでも、思わなかった事態はいつも起きる、私だって
なにひとつ偉そうなことなんか言えない。
動物を飼うのは、やっぱりとても難しい。
思い知る。夏。暑くて、本当に暑くて。

ばいばい、じっぺい君。
これを最後に、飼い主でないひとと、
何度も何度もロケをして全国つれまわすような
番組がなくなればいいなあと思う。
せめて飼い主であってほしい。共に働くこと、
いつだってそばで見て、話して、会話できるひと。
じっぺい君が不幸だったか幸せだったか、
それはテレビを見ているだけの側の人間じゃ、
判断できないものだけれど、
やっぱり、避けられた事故で
あのような大きくてやさしい眼差しの賢い生き物が
命を失ったことは、かわいそうでならなくて、
とてもショックでした。
おやすみ、じっぺい君。
次はきっと、寒い寒いところで、
元気に生まれてくる、兄弟たちとあえる。
子犬になって転がりまわってく。
そんなことを祈っています。
いろんなことを、教えてくれて、ありがとう。





















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Category: 恋する犬
Published on: Fri,  10 2012 23:15
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