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恋する小鳥

Irreplaceable 

インド鳥は嘘をつく

突然ですが、明日 結婚します。













弟が。






もうね、結婚するするとは聞いてたんだけどね、
まさかそんな「祝」の字のつくようなことは
うちの家族にはおこらないとふんでいたわけですね。
なんていったって母子家庭なのにたまにいるナルシストの父に
夫婦の意味を知らない天然の母、
認知症で完全に明治時代に戻ってしまっている祖母に
難病でオタクの兄に、オールドミスブスな姉、
さらにいえばすぐ近所にアル中の祖父に教育ババアな祖母に
ガングロの従姉妹はいるわ、
こんだけややこしそうな小姑をそろえて
しかもそこらへんに 嫁姑やら倦怠期やらの戦争を抱えてる我が家へ 
まさか、そんな「祝」の字がやってくるわけないって思ってた。
葬式ならまだしも。結婚式だなんて。
もしかして、座るのか?30過ぎた兄と私が
えへらえへら笑って母の隣に?そしてその時父は?
父はやってくるのか?!
なんてことが現実になり始めてからずっと、
ただただ弟の会社が突然つぶれて路頭に迷ってくれないものかとか
悪徳商法でもやっててちょっと逮捕されてくれないかとか
株価が下がって解雇されて無職で一文無しになってくれないものだろうかと
それはそれは期待して京都新聞をすみからすみから読んでいたけど
どうやらとうとうこの日が来たみたい。
ドキドキ。
席順を見たらやっぱり、うちは母方だけが出席になってて
「母子家庭ということでいくからよろしく」ときたもんだ。
弟は父が嫌いなのだ。
あわてて呼ばれなかったお父さんをとりなしにいくと
これがどうしようもない親父いじけモード。

父「もう、俺に次男はいなかったことにする」

私「だってしょうがないじゃない、あんた可愛がらなかったんだから。」

父「(呼ばない)息子を承知した母さんなんかとおせちは食べん」

(なんで今おせちの話が?と思いながらも)
私「わかったわかった。」

お母さんはすっかり、息子がが父親を呼ばないように育てたのは
私のせいだといいながら、つぶやく。

母「もう、私 紅白は一人で観るのかな」


・・・あんたら、目先の正月のことしか浮かばんのか。


似たもの同士の両親に挟まれて
右往左往している間にとうとう明日が。
なんだか向こうが着物を着ないそうなので
うちは全員着物を着ることに。
そうすると私には大問題が。

私って、もしかして振袖?


・・・親戚も知人も母の同僚までが気になったのか、
どいつもこいつも一様に聞いてくるらしい。


「お嬢さんも着物?いいわねー、ふりそ・・・あら、まあ、えーと、でもほら、今はあれだから、ねぇ、その、別に色留で・・・
あら、そうか、紋がない・・・そうね、えーと・・・訪問着、
はあ、でも頑張ればまだ、落ち着いた色目の振袖だって、そんな
歳なんて、関係ないし、今のひとは、えーと・・・・。」



・・・・・見とけよ。


でも私成人式何をとんちったかサリーだったのよね。
だからもともと振袖持ってないし
私が振袖着るかどうかでトトカルチョされてもね。
意地で買えといわれてはいそうですかと買うもんでもないし。
大体弟の会社の社長は何をやってるんだ、
早く株価を下げてくれ。式の日が来ちゃうじゃないか。

・・・こうなったら


私「お母さん、私 全身真っ黒のサリー着ていくから」


すると母はヒステリックに叫んだ。


母「一度でいいから姉らしくしてっっ!!!」



・・・・・訪問着、着ます。



上記の件でこのところ不安定な私。
思わずリュウにやつあたりする。
リュウちゃん、インド人みたい。

インドのスカーフ どう?


インドのスカーフ いっぱいある中でこれが一番すきなの。

怒るなよ。


噛んじゃいやよ、お気に入りなのよ。
お前これからインド人になりなよ。
自分で手入れをまったくしないので
羽も頭も筆羽とか根元とかからまってボサボサです。

どや どや


気持ちいいことしてあげたのに
正気になると暴君です。
なんでー?

お怒りです


ああ、恥ずかしい、なんで私がホテルの大広間の鶴の席かなんかで
結婚できないぶりをさらさなければいけないのか。
しかも兄とダブルで・・・。



50位から落ちたので今日は素直に・・・。
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Category: 今日の小鳥たち
Published on: Fri,  10 2006 14:51
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