恋する小鳥

Irreplaceable 

育たない

ふつくしい・・・

先日、日曜の朝に合流したパートナーが、
平野神社近くのお宅に工事書類を届けに行くということで、
一緒にぼんやりとトラックの横に乗っていた。
平野神社の隣には、BOULANGERIE Briant という、
とても贔屓にしているパン屋さんがあって、
フルーツと野菜と香辛料のトッピングが独特で、
「え、これとこれを合わせて焼くんだ」
みたいな小さな驚きがいつも見つかって、それが楽しくて、
ちょっと遠いこともあって、たまにしか行けないから、
行けたときは2000円くらい、大人買いする。
その日とその次の日も3食パンを食べることになるけど、
普段あまり食べないようにしている炭水化物を
ごそっと取ってもそのときは気にしなかったりする。


輝くのはむずかしい


たまにしか会わないひとに会ったとき、
私はそのひとのことを、評する ということはしないものだけれど、
たまに兄に会うと、出会いがしらから、
服が変、髪型が変、ワンピースの生地が汚らしい、
顔が変、目つきが変、暗い、うざい、化粧が下手、
気持ち悪いなどと矢継ぎ早に言われる。
だんだん蛭子能収化している土田晃之に言われることかと思うが、
兄は子供の頃から、身内はくさして会話をする人間だったので、
これも私とコミュニケーションしているつもりなんだろうと、
ずっとわかってて「そんな馬鹿な」「目が悪いんじゃないか」など
適当に切り捨ててあしらってきたけど、
さすがに四十年近くそれをやっているのも疲れたのか、
なんかもうどうでもよくなってしまった。
ひとり、またひとりと
私が勝手に絶縁していっているので、
いとこもそれ以上の親族も、
葬式以外で生涯会う気もないし、
まだ生きているおじおばが、ひとり死ぬごとに、
「ひとり減った」と指折り数えているくらい、
本当の私は根暗で常識がない。
そんな私でも、難病の兄と、弟に捨てられた母と、
兄が面倒を見ているニートの父は、
将来は私に寄りかかるしかないようで、
私が無口になると、向こうもなにかを察して無口になって
自分たちまでは嫌われないようにしようと、
ある程度の無礼で、やめておいてくれる。
私もどうしてこんなに身内嫌いが加速したのか、
自分でもよくわからないほどに血縁に嫌悪感が湧き、
これもなにかの精神病なのかも知れないけれど、
とにかく、仕事場だけが生きがいで、
この場所にいられるのなら、なんだって差し出そうと思うほどで、
もう、自宅のベッドも片づけた。あまり泊まらないようにしている。
子供も産めなかったことを悔やんではいない。
この血は絶やしたほうがいいと、子供の頃強く思ってた。
ちょっと不妊様で血迷ってたときは欲しかったけれど、
やっぱりこれでよかったのだと、子供のときの
私のほうが賢かったのだと。

先日も、私に介護の資格を取らせるようにと、
祖母が娘である私の母にそう五月蠅く迫っていた。
以前からその話は何度もされているのだけれど、
最近は本気モードが増していて、母は毒母である祖母に、
私の言うことを効かないのならば、娘に効かせないのであれば、
もう家を出ていけとまで脅されているらしい。
その理由を要約するとこうで、

S子が介護の資格を取る→母が今後老いた時の介護に役立つ→
その他の親戚の介護にも役立つ→なぜなら、
ほかの孫は結婚して出て行って子供を産むから→
なぜなら、私は性格が悪くて貰い手もなくなった不細工だから

というもので、
母は、実の母親に脅されて、困っているのだと私に真顔で話している。
私は母と父と兄の世話は多分、今後わたしひとりで
見ることになるのだろうと、覚悟はしてる。
でもそれは、家族への責任感からやらざるをえないもので、
技術や情報は、本当にそうなったときに、
努力から絞り出したいと思ってる。
それを今から、くるかどうかもわからない
母の寝たきり老後のために、
私がなぜ介護士を目指すことになるのか意味がわからない。
そもそも介護の国家資格を取るなど到底私には出来ないだろうし、
私には私の仕事がある。
しかも母はピンピンして、私の渡した生活費を
あっという間に出かけて遊んで使ってくるほど元気な65歳だ。
それでも祖母はなぜか自分が看取られるではなく、
娘を看取る気でいるようで、
新聞に墓地のチラシが入っていれば、
墓石を買え、葬式のあとで、
入れてやる場所を覚えておかねばならぬ と電話してくる。

ここ数年、毒母で悩んだ という著名人のカミングアウトなどで、
ようやく母と祖母の長年やっていたことも、
それだったのかと、合点がいった。
それまではこのひとたちの共依存は、なにをやっているのか、
まったく意味がわからなかった。子供だった私に祖母が
「あんたは一生K子を助けなさい」と
念仏のように唱えていた意味が、
ようやくわかった。
祖父は無口だった。今でいえば「空気」だった。
でも毒されている母を、
引き離してあげよう とか思うほどの
愛情もなかったりするんだ。
うん、じゃあ言う通りに、介護の資格頑張ってみるよ って、
一緒に毒の世界に堕ちてあげようと思う心のかけらもない。
私は結局、誰が好きなんだろう。
だから最近の目標が、将来、
県をまたがって引っ越すということ。
希望は愛媛なんですけどね、なんか、
マメルリハに良さそうとか、あたたかそう とか。
パートナーがこの建築工事の会社を年で畳んだときに、
cotte cotteさんかなにかで一本立ちできたら、
そのとき、海の素材がもっと手に入りやすい海辺に移住して、
鳥たちとガーデニングしてひとりで暮らそうって、
そういう未来。四十路から、また描く将来の目標とな。
今は外野が多すぎる。
もっと色んなひとが死んで、親戚が減って、
ようやく核の家族が残ったら、
一緒に住めたらいいな と思うくらいに
身内への気持ちはもう閉じ込めたい。

今季の一押しドラマは、NHKの「 昨夜のカレー、明日のパン」。
悔しいですが、死ぬほどお金あるだけあって、
NHKはおもしろい番組をやっている。
ダーウィンのゴマモンガラ編でさえ、泣けた。
母魚が卵を孵したあと、力尽きて横たわって眠る姿だけで。
「ぼんくら」もやっていますね。原作でいう「苦み走った良い男」の
湊屋の番頭が誰だか、それによってはいかんしがたいわけですが、
とりあえず、冒頭のあの岸田さんのベロ顔だけで、はい世界観。
そして、このカレー、パン のドラマは、とてもいいです。とても。
WOWOWの「パンとスープとネコ日和」から久々の
パンを食べたくなるドラマ。

脚本がさすが。
最新話の、

私はこれが欲しかったんだ
どん底の闇に落ちることがあっても、
もとに戻ってこれる場所が欲しかったんだ

とかいう感じの台詞で、
ボロボロ泣いてしまった。
もうすぐ四十なのに、なんにも背負ってないのに、
あたし何やってんのかなあ。

芍薬は宿根草なので、一度植えたら、
ずっと咲いてくれる。
だから沢山植えていくんだ。
将来今の家が誰の手に渡っても、
ちょっとした爪痕になってくれるように、
みんなの反対を無視して、
庭に花を植えてた独り身のおばさんがいたんだよって、
そのひとのせいで、春になったら、
勝手にいっぱい花が咲くんだよって、
そういう庭にして、置いていきたい。














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cotte cotteへとぶ




剪定しろと言われたので木を植えた もう逆でいくことにする。


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Category: 鳥以外のこと
Published on: Tue,  04 2014 04:44
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