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恋する小鳥

Irreplaceable 

ムキオーツ事件

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これはもう、7月の話なのだけど。


ある朝鳥たちの食事の用意をしていたら、
いつもは寝床からなかなか出てこないベネトンが餌入れに顔をうずめていて
なんだか動けなくなっているような気がしたので、え、死んでる?とぞっとして手を入れたら暖かくて生きてて、
ほっとしてどうしたのかと見てみたら、
眼球が大きく腫れて、ぼこっとした白いものが飛び出していた。

眼にデキモノが急に出来たのかと思い、とにかくその異形に仰天してしまい、
慌てて事務所のデスクへ連れてきて、強い照明を当ててよく見てみたら、
なんと眼球とまぶたの内側との間に、白いものが入り込んでしまい、取れなくなっていることがわかった。

本当はその発見時も写真に撮ったら後々のデータとしては良かったのだろうけど、
とにかく私は早急にベネトンからそれを取ってあげたかったので、
もうピンセット持ってくるどころじゃなくて、爪で必死でつまんでなんとか抜きました。
なかなか抜けなくてびびったのなんの・・・。



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そうして、取り出した白いものを見たら、
堅いし、形はラグビーボール状のまるみはあるけど尖ったものだし、
何だこれは?と思ったら、思い当たるのはムキオーツ。
まさかと思って噛んでみたら、やっぱりムキオーツ・・・。
なぜ眼に刺したし・・・。



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しばらく様子見るために、ケースに入れられ戸惑うベネトン。
いつもと場所が違うのを感じるから、ビクビクしています。

ベネトンはルチノーです。私は赤目のマメルリハは、年齢を重ねるごとに視力を落していくのがわかったので、
今はもうまったく繁殖させてません。落ちない子もいるのかも知れないけど、
我が家で育ててきた子はみんな晩年は眼が本当に悪くて、可哀想なので。




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ベネトンも、まったく見えてないわけではないようです。私のことも認知してごはんを替えてると、とことこやってきますし、
水浴びもしています。ただ、クリアではないようです。昔はもっと眼が合いましたが、
今はぼんやりと見えているのか、声に反応してもこちらを見るということが少なかったりします。
頭をなでると、ようやく「あ、触られてる」と気づくようなかんじで首をかたむけてふわっとふくれ、マッサージをうけます。
他の子は指を伸ばしたらすぐにかきかきしてくれるの?と羽をふくらましますので、
ベネには私の指があまり見えてないのだな と思うことが多々あります。
だからムキオーツがベネの眼に刺さってしまったのは、ベネが餌をよく見えてなくて、
ずんずん嘴を突っ込んでいる内に刺さってしまったのではないかと思われます。





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ベネトンは日中太陽光を避ける傾向にありますが、それ以外は大変元気で、
羽もピッカピカなので、それほど心配はしてきませんでした。
さらにルチノーはちょっと体が他の豆より大きいので、特別立派に生き生きしているように見えるんですよね。
それでも特別扱いなところはあったので、ベネベネと連呼して呼びまくって気を使っていたつもりなのですが、
まさかこんな事故が起きるとは夢にも思っておりませんでした。
点眼されて、イヤイヤをいっぱいして疲れた様子のベネ。



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足下にはレモングラスを、粟穂は眼の悪いマメルリハはとにかくふらつくので、
握りやすい乗りやすい食べやすいと利点ばかりで、大きなものを敷き詰めるかんじでいつも沢山いれておきます。



ベネトンのようなマメルリハのルチノーの美しい黄色はレモン系のアメリカンイエローなどとは違う色の黄色で、
これは本当に綺麗なゴールデンイエローのマメルリハ。だから本当に惜しいけれど、
できればもう偶然以外では、繁殖させないほうがいいと思うことさえある。

ルチノーやアルビノは、眼球内部の形成に問題があって
色素が無いことによって光の量をうまく調整できないことから普通の鳥さんでも大丈夫な光が、
この鳥たちには眩しかったりする。もちろん環境によるので、暗い場所を好んで暮らせる場所、たとえば巣箱などを用意すれば、
うまく鳥たちで乗り越えて暮らしてはくれる。これは他の小鳥でもそうなのかもしれないけれど、
少なくともセキセイインコたちは過去に暮らした赤目はみんな元気で不自由なさそうに見えた。
あくまでマメルリハの問題。ファローもそう。みんなとびきり可愛く美しい。
でもその代償に視力が弱いのだとしたら、このハンデを鳥に背負わせていいわけはない。
わからなかったときには、本当になんて綺麗なルビー色だと、歓喜してた。馬鹿だった。愚かだった。
10年ほど前、赤い眼のファローが生まれてきたとき、親が雛を死なせことがあった、
悲しんだ、でもそれは鳥にとって当たり前のことだったのかもしれない。
それでもベネトンはもう10年位生きてる。特に問題もなく。
ただ眼は悪くよくただれるし、こうやって異物がはいってしまうほどなにかに近づいても気づけない。



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ぎゅっとつまってて、まるくてつやつやで、とびきり濃厚なイタリアンカラーの黄色、だからベネトン。
何枚写真撮ってもきりがないくらい写真がある。
これからも眼に気をつけて、もっと色々考えて
ベネにとってどうしたらいいのか、眼の悪い子にはどうしたらいいのか、
その環境をこの子のためにも、他の鳥のためにも、もっと考えていきたいなと、思ってます。






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Category: 病気&怪我
Published on: Sun,  08 2017 03:38
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マメルリハ ルチノー