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恋する小鳥

Irreplaceable 

ネモフィラの納得

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ネモちんが、今年の春、本気の卵を産んだ。
去年は産んではみたけど、そういうのじゃないの という顔をして
ケージの隅にぽつんとひとつ、無精卵を落としただけだった。


ネモフィラの彼氏はアメリカンホワイトのスワン君で、
ちょっと年は取ってるけど、ずっと男同士のカップル君だったのを
ネモちんが追いかけ回してモノにしてきたもの。
そのスワン君は、その卵を見て

「ここに卵あるけど!どうするの?!」

と、オロオロして抗議していたけど、ネモちんにはわかったのだ、そうではない卵だと。
確かにそのときはまだ、顔つきも幼くて、
可愛く私の指にまとわりついてくる無邪気な女の子だった。


それが、とうとう今年は巣箱から出てこなくなって、
覗いてないけど、卵をいくつも抱えて、スワン君を見張り番に立ててしっかり抱卵していた。


でも、今年の卵はすべて孵らなかった。
初回のお産は一切手を出さないことにしているので、
卵を調べることもなかったけど、きっと無精卵だったのだろう。
スワン君としているのは何度も見ていたから期待はしていたけど、
すこしスワン君は年をとっているからかもしれない。


マメルリハは孵ることのない卵を、諦めるのは女子が決断するようで、
見守るオスは、メスが抱卵し続ける限り、予定日を大幅にすぎようとも、ずっと付き合う。


私は4月半ばからネモちんの姿をほとんど見なかった。
スワン君が食事も水も口移しで運んで、たまに顔を出しても、
隠れるように、離れないように、ぴゃあぴゃあ言っていたから。


みどちんが、ようやく出てきたのは、暑くなってきた、つい最近。
ようやく、納得した、と顔に書いてあった。
諦めたのでは、ないように思った。
この卵は孵る卵ではなかった。
長くかかったけど、努力を尽くして、
そう納得したようなふるまいだった。



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一度巣箱から出てくると、
もう二度と振り返ることはない。
スワンはそのあと何日も、卵を気にして穴に入っては、
暖めに戻るように説得していたけど、
ネモちんはもうそこに近寄ることさえしない。
そして私はスワンが卵もネモちんの説得も諦めた頃に、
別のケージにすべて取り替えて引っ越してもらった。
また新しく、まっさらな気持ちで。


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大人になって美人になったネモちんが、アゲハと久々に日光浴を一緒にしてるところ。
ずっと籠もっていたから、しばらくは太陽をいっぱい浴びてほしい。


おつかれさま。楽しかった?
ネモちんが好きなひとと一緒に、生きてくれてて、それだけで私は。









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Category: 今日の小鳥たち
Published on: Wed,  27 2018 00:50
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ネモフィラ