
今年はコロナの中、どこにも行けないということで、
なぜか近所の方々が我が家のチューリップだらけの庭を見に来てた。
気前のいい母はチューリップを切ってあげてしまうようで、
それは別にかまわないのだけれど、チューリップ以外は
どちらかというと一面のハコベ畑みたいな雑草の庭で恥ずかしい。

クレマチスのジョセフィーヌは、うちのような田舎では異彩を放っている。
私は大大大好きな花だけど、ご近所の方にも家族にも余り人気がない。
もう花を超えて顔に見える みたいなことらしい。

でも滅茶苦茶美しい。

沢山咲かなくていいと思ってる。
花数が少ないほうが、ひとつひとつが大輪の豪華な花に見える気がする。
そのほうが春時雨の深緑の庭に映えていく。

正直に言って、育て方がよくわからない。
クレマチスはそれぞれ種類によって剪定も違うので、毎回うろ覚え。
ただ根付いたものたちは春に蕾をあげて、何度も沢山咲いて夏に消えていく。
病気もしないし、虫にもやられないから手もかからない。
ただ、消えると地上じゃ小さい茎となるだけなので、
どれが誰だか忘れるので、それらしきツルに施肥してる。
ほったらかしの庭をカルチュラル・ガーデンというジャンルで呼ぶそうだけど、
私の庭はまさにそれを目指しているので、クレマチスさんは荷が重いみたいだ。
ジョセフィーヌ といえば、やっぱり名前の由来は
ナポレオンの愛した浮気性の奔放な浪費家のフランス皇后
ジョゼフィーヌ・ド・ボアルネのことだろう。
美人でもないけど声が素晴らしくて、
そのとろけるような声でおねだりされると逆らえなくなるという。
ナポレオンにとって、フランスにとっての幸運の女神にあやかって
このクレマチスをもう少し大事にしていかなきゃ・・。
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Category: 恋するガーデニング
Published on: Fri, 20 2020 11:41